バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ アジア2012 キャンプ第1日目報告
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2012年6月14日
日本からコーチとして田臥 勇太選手が参加(写真右)
キャンパーに(左から)田渡 凌選手、高柳 紗万選手、富樫 勇樹選手の3選手が参加
このBWBは、NBA(全米プロバスケットボール協会)とFIBA(国際バスケットボール連盟)がグローバルなバスケットボールの普及と発展、バスケットボールというスポーツを活用した社会貢献活動を世界各国で実施しています。今回で27回目を迎え、アジアでは2年振り7回目、日本での開催は初めてです。
今回のBWBには、18の国と地域から各地の若きトップ選手47名が参加し、6月13日(水)から16日(土)の期間、味の素ナショナルトレーニングセンター等でキャンプを開催。期間中は、NBAコーチや選手からハイレベルなバスケットボールの指導を受けるとともに、人生や健康に関わる重要なレッスンを受ける「ライフスキルセミナー」を毎日開催しています。
BWBアジアにおいては、教育、バスケットボール普及活動、健康的な生活に焦点を当てた地域貢献を掲げており、6月12日(火)には、東日本大震災で被災した宮城県仙台市を訪問し、バスケットボールクリニックを実施。また、6月16日(土)スペシャルオリンピックの選手を対象にクリニックとオールスターゲームが行われる予定です。
※会場の都合により、一般の方の見学はできませんので、予めご了承ください。
*キャンプ第1日目 メニュー
1.フォーメーション確認
2.ライフスキルセミナー
・オリエンテーション
・FIBA/NBA参加者より、キャンパーたちへ参加にあたっての心構えについて
「せっかく得たこのチャンスを絶対にものにして欲しい」
「みんながチーム。それぞれを助け合いながら一生懸命頑張ること」
「ルールはひとつ。時間だけはしっかり守れ!」
3.記者会見
■ディケンベ・ムトンボ コーチ
「キャンパーには楽しんで欲しいし、僕自身が楽しい。ここに参加できているのはアジアのバスケットボール選手の中の氷山の一角なのだから、このチャンスを絶対に生かして欲しい。アジアの選手だからNBA選手になれないことはない。気持ちがあれば夢は必ずついてくる。」
■田臥 勇太 選手
「日本人プレイヤーを含めたアジアの有望な選手たちとキャンプを過ごせることを楽しみにしています。アジア人でもNBAのコートに立てるこということを分かって欲しいですし、そこを目指して頑張って欲しいです。」
4.ムーヴィング・スキル・ステーション(4コートに分かれて実施)
・コート1:ガード(ドリブル/パス/シュートそれぞれにおいて、なぜその動きをするのかを考えて行う)
・コート2:センター(ポストアップのポジショニングからロールしてゴールを狙うステップ)
・コート3:フォワードA(ジャンプシュートを中心としたアウトサイドからのオフェンス)
・コート4:フォワードB(スクリーンの使い方やドライブなどインサイドからのオフェンス)
5.フォーメーション確認
6.スクリメージ(4チーム 10分ハーフ×3本)
7.ナイキ・プレゼンテーション
日本から参加している3選手に、キャンプ第1日目を終えての感想を伺いましたので、ご紹介いたします。
■富樫 勇樹 選手
「NBAのコーチに指導され、いつもと違う雰囲気があり、またアジア各国から選手が集まっているのでコミュニケーションを取るのも難しかったですが、楽しめました。身長が低い分、PG(ポイントガード)として話したり、ゲームコントロールするのが自分の持ち味なので、それをしっかり出してアピールしたいです。」
■田渡 凌 選手
「いろんな国の選手がいる中、実際にプレイしてみるとそれぞれの性格が分かり楽しめました。最初はきつい性格なのかなと思っていた選手が、一緒にプレイするととても良い人だったり、いろんな発見がありました。NBA選手と同じコートに立ってバスケットができるという普通の人には体験できないことをさせてもらえ、とても光栄です。オールコートでスピードを生かして、ボールをどんどん前に出したり、自分でドライブしていってシュートを決めたいです。また、コーチにはしっかりとハーフコートのオフェンスをするように言われています。」
■高柳 紗万 選手
「日本では同じくらいの選手があまりいませんが、ここでは自分よりも大きな選手とマッチアップすることができ、良い経験ができています。今、204cmです。NBA選手やコーチはフレンドリーで、教えてもらえてとても楽しかったです。どんなところに落ちたリバウンドでも獲れるように頑張ります。」
BWBアジア2012の詳細は、特設サイトに掲載されます。なお、キャンプ第1日目ハイライト動画を配信中です。
また、6月16日(土) キャンプ第4日目「オールスターゲーム」をライブストリーミング配信いたします。
お手持ちのパソコン、スマートフォンからご視聴いただけますので、是非この機会にアジアトップレベルの若手選手のプレイをご覧ください。