平成24年度女子ユニバーシアード日本代表チーム 第1次強化合宿開催報告
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2012年6月6日
ベンチで選手に指示を出す野寺 和彦アシスタントコーチ(玉川大学)
オフェンス面で反省点を挙げた角畑 莉子選手(愛知学泉大学 2年)
合宿中、午前中はチーム練習、午後は合宿会場となった富士通レッドウェーブの胸を借りてゲームを行い、WJBLチームのうまさや強さを肌で感じながら強化を進めました。伊與田 好彦ヘッドコーチ(愛知学泉大学)が掲げるバスケットは「インサイドアウト。中と外をうまく使って攻められるバスケットを目指しています。ディフェンスではプレッシャーをかけながらしっかりディレクションをし、5人でボールを守ることを徹底させています」と話し、限られた時間の中でのチーム作りを行なっていきます。
練習後、野寺 和彦アシスタントコーチ(玉川大学)は「この試合もディフェンスが良い時は相手のターンオーバーが増えていた。ディフェンスを一生懸命やろう」と話し、守屋 志保アシスタントコーチ(江戸川大学)は、「レベルの高い選手と1on1で対抗できなかった時に同じことを繰り返していてはダメ。どう打開するか貪欲に考えなければいけない。大学生の持ち味である元気とスピード、チャレンジ精神をもっと出していこう」と発破をかけ、第1次強化合宿は終了しました。
所属チームでも伊與田ヘッドコーチのもとでプレイする角畑 莉子選手(愛知学泉大学 2年)は、「オフェンスではまだ慣れていない分、チームとしての形が作れていません。ディフェンスが機能して形を気にせずに速攻を出せれば一番良いのですが、セットオフェンスになった時の形が作れていませんので、しっかりコミュニケーションを取りながら攻められる形を作っていきたいです」と反省点を挙げました。
第1次強化合宿を終えた女子ユニバーシアード日本代表チームは、そのままチャイニーズ・タイペイ遠征へと旅立ちました。現地では大学生を相手に4試合を予定しています。
今年度の女子ユニバーシアード日本代表チームは、7月7日(土)から同じくチャイニーズ・タイペイで開催される「第34回女子ウィリアム・ジョーンズカップ」に参戦します。すでに12名にメンバー選考された中で、経験と強化を積み重ねながらチームとして成長させ、来年のユニバーシアードへとつなげていきます。