ハヤブサジャパン 平成24年度女子日本代表チーム 第5次強化合宿(トルコ遠征) 第1戦 vsベラルーシ代表
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2012年5月31日
INTERNATIONAL KEPEZ TOURNAMENT 第1戦は、高さで勝るベラルーシ代表と対戦し、実戦強化を図った
日本の悪い流れを確実なフリースローでつないだ間宮選手
序盤から、高さを生かしたインサイドと多様なスクリーンプレイで得点を重ねるベラルーシに対し、日本は田中の3Pシュートや藤原の果敢な攻めからフリースロを沈め、一進一退の攻防を繰り返す。33-27と日本が6点リードで迎えた後半、ミスを連発する日本を尻目に、ベラルーシはインサイドで効果的に攻め、逆転に成功する。最終ピリオド、追い上げを図る日本は、早い展開から大庭の3Pシュートらで一時3点差まで詰め寄るが、反撃もそこまで。ロースコアな展開となった試合は、50-57と僅差で敗れ、黒星スタートとなった。
■Game1 vsベラルーシ代表(FIBAランキング10位) ※日本は15位
女子日本代表チーム ● 50-57 ○ ベラルーシ代表チーム
(10-17,23-10,7-20,10-10)
第1ピリオド、開始早々、日本は田中の3Pシュートで先制。しかしすぐさまベラルーシも#10のバスケットカウントで入れ返し、両チーム譲らない攻防を繰り広げる。その後、日本は田中が2本目の3Pシュート、高田のドライブで連続得点すると、ベラルーシは多様なスクリーンプレイとインサイドを中心に得点を重ねていく。だが開始3分が過ぎ、両チーム立て続けにミスを繰り返し、得点が伸び悩む。流れを変えたい日本は交代を繰り返し、立て直しを図るが、いい形でシュートへ結びつけることが出来ず、得点につながらない。その間、ベラルーシは時間を使ったセットオフェンスで着々と加点し、10-17、日本7点ビハインドで終了。
第2ピリオド、立ち上がり、ベラルーシは#12の3Pシュートで突き放しにかかるが、その後は日本の激しいディフェンスを前に単発なプレイが続き、5分間で3点のみと苦しい時間となる。その間、日本は藤原の3Pシュートら果敢な攻めで応戦し、17-20と3点差まで詰め寄る。ベラルーシはタイムアウトを要求し、悪い流れを断ち切ろうを試みるが、その後もミスが続き、我慢の時間帯となる。残り5分、ベラルーシはようやく#10の3Pシュートが決まるものの、日本の勢いは止まらず、間宮や藤原の確実なフリースローで加点し、残り4分、23-23とついに同点に追いつく。さらに、田中の3Pシュートや高田のフリースロー、速攻からの得点と完全にペースを握り、逆転に成功。33-27、日本がリードを奪い、前半を折り返す。
第3ピリオド、序盤からベラルーシの反撃が始まる。#6のポストプレイを決めると、その後もインサイドにボールを集めて日本のファウルを誘い、確実にフリースロを沈めていく。一方の日本は、外角シュートを積極的に放つが得点にできず、開始3分間無得点。その中でも、間宮がオフェンスリバウンドから相手のファウルを誘い、フリースローを2本沈めて食らいついていく。だが後に続かず、ベラルーシ#10にジャンプシュートを決められ逆転を許すと、さらには#8にバスケットカウントを決められ、相手に勢いを与えてしまう。日本はタイムアウトを請求し、何とか流れを変えたいところだが、シュートの決定率に欠ける。40-47、日本はこのピリオドで7点しか取れず、最終ピリオドへ。
第4ピリオド、追い上げを図る日本は、藤原の果敢なドライブからファウルを得てフリースローを2本沈めると、高田がジャンプシュートで続く。しかしベラルーシもスクリーンを多様に使ったセットプレイで、高さで勝るインサイドにボールを集め、果敢に攻める。残り5分、日本は相手にオフェンスリバウンドからセカンドチャンスを許すと、さらにファウルを犯してしまい、フリースローを与えてしまう。43-53と10点差に開き、後がない日本は、早い展開から高田のシュート、大庭の3Pシュート、吉田のフリースローで50-53と3点差まで追い上げる。残り1分を切り、再逆転のチャンスを試みる日本だったが、最後のシュートが決めきれずタイムアップ。50-57、熱戦を繰り広げるも日本は7点差で敗れた。
次戦、日本は5月31日(木)19:00(現地時間)より、世界最終予選の相手、トルコ代表と対戦します。
6月25日(月)より開幕する「FIBA女子オリンピック世界最終予選」の大会詳細は大会特設サイトをご覧ください。
また、大会のチケットは、(英語での扱いとなりますが)現地のチケットサイトより購入できます。
ロンドンオリンピック出場を目指し、さらなる強化を続けているハヤブサジャパンへ、引き続き、ご声援をよろしくお願いいたします。