ロンドンオリンピック世界最終予選まであと1ヶ月!ハヤブサジャパンは最後の遠征地、トルコへ出発
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2012年5月25日
課題に挙げたリバウンドは藤吉選手の武器であり、期待されている長所
先日国内で行われた女子日本代表国際親善試合で、ファンの皆さんから日の丸に寄せられた応援メッセージ
対戦国の一つであるトルコ代表(FIBAランキング 21位)は、ロンドンオリンピック世界最終予選の予選グループ同組であり、必ず対戦するチームです。本番直前での試合のため、両チームともお互いに戦術を隠し、探り合いとなることは明確です。しかし、丁コーチは、「何もしないのではなく、選手個人としては100%の力を出して、相手の力を実感してこよう。イージーミスを無くすためにも、もっと選手たちは意識を高く持ち、戦う気持ちを全面に出して、練習から取り組まないといけない」と話し、選手たちの気を引き締めました。
先日国内で行われた女子日本代表国際親善試合2012を終えて、「リバウンドは相手に手の内を探られないように隠す必要はありません。トルコ遠征でも意識を高く持ってリバウンドを獲りにいかなければいけません」と久手堅 笑美選手(トヨタ自動車 アンテロープス)は話し、藤吉 佐緒里選手(シャンソン化粧品 シャンソンVマジック)も「チームとしてはまだまだリバウンドの部分が課題として残ったままです。一番の弱点であるリバウンドが獲れないと日本の長所である走ることも出せませんので、まずはリバウンドを徹底することが大事です」と、課題点としてリバウンドを挙げました。
トルコ代表以外にも、ベラルーシ代表(FIBAランキング 10位)、モンテネグロ代表(FIBAランキング 40位)と対戦します。どちらも190cm以上の選手が複数人いる大きなチームです。特にベラルーシ代表は2010年FIBA世界選手権4位の実績があり、当時直接対決はありませんでしたが、その高さと強さを目の当たりにしています。なかでも196cmのYelena LEUCHANKA選手は得点とリバウンドの要として活躍し、大会ベスト5に選ばれました。ヨーロッパ選手権予選のロスターを見る限りではLEUCHANKA選手の名前が入っています。高さだけではなく、ガード陣がアグレッシブに攻めて来る印象が残っているベラルーシ代表。トルコ代表以外は、ロンドンオリンピック世界最終予選への出場権はありませんが、強豪国揃いの大会となります。
昨シーズンのWリーグ上位3チームのヘッドコーチが集結してロンドンオリンピック出場権獲得に挑むハヤブサジャパン。小嶋 裕二三コーチ(デンソーアイリス)は、「各チームのヘッドコーチではありますが、日本代表での役割はしっかりできています。もう少し衝突もあるかと思いましたが、やはり同じ方向を向いていることもあり、それぞれの役割を果たしながらロンドンオリンピック出場を目指しています」と話してくれたように、スタッフ陣も一丸になって強化を進めています。トルコ遠征では、本番につながる成果を求めて頑張ってきます。
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