東日本大震災復興支援 ＪＸ-ＥＮＥＯＳ ウインターカップ２０１３ 平成25年度 第44回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

　　両チーム共に、マンツーマンディフェンスでスタートする。千葉英和は、#4星、#7小林のドライブ、#6若松の１on１で得点していく。対する聖和学園は#6後藤、#14菅野のドライブで応戦するが、聖和#5内海が開始３分で２回目のファウルで交代するなど、リズムがつくれない。英和は、#7の３Ｐや１on１でリードを広げにかかるが、聖和は#9明石のインサイド、#14の３Ｐで応戦し、それを許さない。その後、英和はターンオーバーが続くと、流れが変わり聖和が#13中村の速攻や#7熊谷のドライブで点差を縮め、#4島本のドライブがバスケットカウント、フリースローを決めて、聖和が18-17と逆転する。しかし、英和も#4、#7を中心に攻め、20-25で英和が再度逆転し、第１ピリオドを終了する。　
　
　第２ピリオド、聖和はスクリーンからのアウトサイドシュートが決まらず、リズムをつくれない。対する英和は、#4、#7が着実に得点を重ねていく。25-32で英和がリードを広げたところで、聖和はたまらずタイムアウトをとる。その後、ディフェンスを厳しくすると、英和のパスミスを誘う。聖和は、#10村木の１on１や#14の３Ｐ、#13のドライブで点差を一気に縮めると、聖和#14の速攻が決まり、39-37で再び聖和が逆転をし、第２ピリオドを終了する。　
　
　第３ピリオド、英和はパスミスやシュートミスが続き、リズムが作れない中、ディフェンスを１－１－３のゾーンディフェンスを仕掛ける。その後、聖和は#14、英和は#4を中心に得点し、一進一退となり、54-55で英和のリードで最終ピリオドへ。　
　
　第４ピリオド、聖和は英和のパスミスから#4が速攻で逆転するが、英和#7のドライブや#4のジャンプシュートでリードが徐々に広がっていく。その後、聖和はゾーンプレスを仕掛けるが、英和#8笠井の３Ｐやリバウンドシュートで流れは変わらない。それでも、ディフェンスを変化させるなど、必死に食らいついていくが及ばす、64-75で千葉英和が聖和学園を振り切り、初戦を突破した。