東日本大震災復興支援 ＪＸ-ＥＮＥＯＳ ウインターカップ２０１３ 平成25年度 第44回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

大会初日、大分県代表中津北高校と栃木県代表宇都宮中央女子高校の一戦。　

　第1ピリオド、両チームハーフコートマンツーマンディフェンスで始まる。序盤、中津北は#4センター中松を中心に#5宮本、#7安藤のドライブで攻撃を展開する。宇都宮中央女子は#7大橋のバスケットボールカウント1スローやジャンプシュート、#9森山のドライブで応戦する。徐々にディフェンスが厳しくなるなか、中津北はセンターがマークされている間#6辛島の3Ｐ、#7のカットインで得点を重ねる。宇都宮中央女子は多彩なスクリーンから#7のドライブで得点を重ねていき17-15中津北2点リードで終了。　

　第2ピリオド、両チームディフェンスが激しくなる中、中津北は#4バスケットボールカウント1スロー#6の3Ｐで得点を重ねる。一方、宇都宮中央女子は#10のリバウンドシュートやジャンプシュート、#4の3Ｐやジャンプシュートで応戦する。ファウルの数が増えた宇都宮女子は相手にフリースローのチャンスを与え、徐々に点差が開いていく。ペースをつかみ始めた中津北はターンオーバーから速攻を決め突き放しにかかる。宇都宮中央女子残り3分11点差開いたところでタイムアウト。タイムアウト後は#5のジャンプシュート、#4バスケットボールカウントワンスローを決め39-31中津北8点リードで前半を折り返す。　

　第3ピリオド、後半立ち上がり中津北は#7のリバウンドシュート、バスケットボールカウント1スロー、スローインプレーが次々に決まる。一方宇都宮中央女子はジャンプシュートがなかなか決まらず、苦しい展開。34-49これ以上離されたくない宇都宮中央女子は残り5分03秒タイムアウト。タイムアウト後も中津北の勢いを止めることができずフリースローを与えてしまう。宇都宮中央女子は#14、#4の3Ｐが決まるが点差を詰めることができない。62-43中津北リードで最終ピリオドをむかえる。　

　第4ピリオド、何とか反撃の糸口をつかみたい宇都宮中央女子は開始早々オールコートプレスディフェンスに出る。ディフェンスが機能しシュートチャンスを作るも、リングに嫌われる。ディフェンスに対応し始めた中津北は冷静にボールを運び、得点を重ねていく。もう後がない宇都宮中央女子は残り6分02秒タイムアウト。タイムアウト後は#4の連続3Ｐ、#8の3Ｐが決まるが、点差を縮めることができず、堅守から速攻と中、外バランスよく攻撃を展開することができた中津北が81-66で2回戦に駒を進めた。