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【男子 準決勝】明成 vs 藤枝明誠

試合データ

開催場所東京体育館 Mコート コミッショナー 
試合区分男子 準決勝 主審安西 郷史
開催期日2013(H25)年12月28日(土) 副審小澤 勤、岩木 太郎
開始時間/終了時間17:00/18:26

ゲームレポート

明成

( 宮城県 )

108 29 1st 15 92 藤枝明誠

( 高校総体2位 )

18 2nd 24
25 3rd 17
36 4th 36
 4年ぶりの優勝を目指す明成と初優勝を目指す藤枝明誠の対決。第1ピリオド、ファーストショットを決めたのは明成#14八村。すかさず藤枝#10松原がドライブで入れ返す。ディフェンスは明成2-3、藤枝マンツーマンで始まる。お互いに固い立ち上がりながら明成が3連続ゴールなどで19-8、とリードする。藤枝がタイムアウト残り4分。タイムアウト後、藤枝がリズムを掴み#10、#15角野と連取、19-12。圧巻だったのは藤枝#10が1対1を仕掛けようとするボールを、明成#11宮本がスナップしそのまま単独でレイアップ、これが第1ピリオド最終得点となり29-15、明成リードで終了。 

 第2ピリオドは明成マンツーマン、藤枝は逆に明成#14を守るために2-1-2で始まる。14点差は一気に詰めてはいけないが、明成のインサイドでの得点は減少してくる。その結果、藤枝は#15のフリースローを含む5連続ゴールで44-37と詰め寄る。たまらず明成はタイムアウト。残り1分、明誠はタイムアウト後、指示通りゆっくりとゾーンアタックを行い#10の3Pで47-37、一息つけたかと思いきや、やはり藤枝#15パワフルなドライブで明成ディフェンスラインを切り破り得点、47-39の8点差で前半終了。 

 第3ピリオドは追いつきたい藤枝のスローインで始まるが、リバウンドを取られて明成#14のワンマンブレイクで始まる。第2ピリオド同様、明成はマンツーマン、藤枝2-1-2ゾーン。藤枝も粘り強く守るが明成#10白戸の3P3本で61-46。残り5分で藤枝3-2ゾーンへチェンジし大きく守る。今度はアウトサイドシュートのチェックに主眼を置き始め、功を奏す。最大18点差まで開いた点差を12点差まで詰める。しかし明成のほうが一枚上手だった。今度はインサイドが手薄とわかると、#13松本、#14、#11の連続ゴールで得点する。 

 第4ピリオド、3クォーターからの1-2-2ゾーンプレスで自分たちのペースにしたい藤枝だが、オフェンスミスなどにより82-61。藤枝は最後まであきらめずにプレスを仕掛けるも、明成は落ち着いたゲームコントロールで確実に得点を重ねる。最終スコアは108-92、藤枝は破れたものの、得点力の高い自分たちのバスケットを表現し、すばらしい健闘であった。 

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