JX-ENEOSウインターカップ2013 第5日目 男子準々決勝・女子準決勝 -女子決勝カードは桜花学園vs岐阜女子、男子ベスト4は京北、福岡大学附属大濠、明成、藤枝明誠-
2013年12月27日
インターハイ、国体ともに準優勝の昭和学院を破った岐阜女子が決勝進出
逆転勝利した藤枝明誠はウインターカップ初ベスト4
今年のインターハイと国体のいずれも準優勝だった昭和学院(千葉県)。高校バスケ最終章となるウインターカップが、頂点に立てるラストチャンス。決勝進出を賭けて岐阜女子(岐阜県)と対戦した準決勝。39-35、昭和学院が4点リードで終えた前半。しかし後半に入るや否や岐阜女子は#7ロー選手、#4鐘ヶ江選手の連続得点で39-39と同点にし、さらに得点を加え逆転に成功。負けられない昭和学院は、第4ピリオド序盤に#9田口選手の3Pシュートで再び同点へ。リードしたい昭和学院でしたが、ミスが続き、逆に得点を重ねた岐阜女子が76-64で勝利。7年ぶりとなる決勝進出を決めました。
女子準決勝もう1試合は、昨年のファイナルと同じカードとなった桜花学園(愛知県)vs聖カタリナ女子(愛媛県)。第2ピリオド、聖カタリナ女子の得点を4点に抑えた桜花学園が38-22で折り返し、16点リード。第3ピリオドも桜花学園が上回り、24点を追いかける聖カタリナ女子。残り10分、諦めずにボールを追った聖カタリナ女子が流れを呼び込みます。全員が強気でゴールを奪い、残り5分半には#4宮崎選手の連続得点で64-55と一桁差に詰めた聖カタリナ女子。さらに猛追は続き、残り50秒で#4宮崎選手のフリースローで68-65、ついに1ゴール差まで迫ります。桜花学園の攻撃を封じ、ラストシュートにかけた聖カタリナ女子でしたが、#11曽我部選手の3Pシュートは残念ながら外れ、3点差のまま試合終了。2連覇、そして今年の高校3冠を目指す桜花学園が決勝へ駒を進めました。
男子準々決勝は4試合が行われ、京北(東京都)が93-77で北陸(福井県)を下し、準決勝進出一番乗り。19大会ぶりのベスト4を目指す國學院大學久我山(開催地・東京都)でしたが、福岡大学附属大濠(福岡県)に80-93で敗れ、姿を消しました。どちらも勝てば初ベスト4となる明徳義塾(高知県)vs藤枝明誠(静岡県)。序盤から16-4と一気に点差を開いた明徳義塾。しかし第2ピリオドは逆に藤枝明誠が20-9で追い上げ、前半終わって25-24。仕切り直しとなった後半。第3ピリオドで明徳義塾が抜け出し9点リード。第4ピリオドはペースを取り戻した藤枝明誠が残り2分30秒、#4伊藤選手の連続シュートで逆転。そのまま逃げ切った藤枝明誠が62-59で接戦を制し、初の準決勝進出を決めました。残る1枠を賭けた明成(宮城県)vs八王子学園八王子(東京都)は81-67で明成が勝利。4強が決まり、準決勝は京北vs福岡大学附属大濠、藤枝明誠vs明成の対戦となります。
女子は明日が最終日。決勝戦・桜花学園vs岐阜女子は12時よりTIPOFF。この試合の模様は全試合生中継しているJ SPORTSに加え、BSフジでも生中継されます。惜しくも準決勝で敗れた昭和学院と聖カタリナ女子は明日、3位決定戦が待っています。気持ちを切り替えてラストゲームに臨んでいただき、素晴らしい試合を期待しましょう。
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