「東日本大震災」被災地復興支援 ＪＸ-ＥＮＥＯＳ ウインターカップ２０１２ 平成24年度 第43回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

第1ピリオド、大阪薫英#4畠中に対し、山村学園は積極的なディフェンスを行い、インサイドでのプレーを許さない。山村学園は#4増岡の1ｏｎ１だけでなくオフェンスリバウンドでチャンスを増加し、流れを引き込もうとする。対する大阪薫英はディフェンスからの切り替えを早め、シュートを狙う。1歩もゆずらぬ攻防が続き、大阪薫英1点リードで第1ピリオドを終了。　
　
第2ピリオド、外角のシュートがリングに嫌われ、リズムのつかめない大阪薫英に対し、山村学園は、積極的にリングに向かい得点を重ねる。大阪薫英はタイムアウト後#4畠中を基点にセットオフェンスを展開しゴールを狙うがテンポが上がらない。その後、一進一退の攻防が続き、山村学園が6点リードで前半を終える。　
　
第3ピリオド、大阪薫英は機動力のあるオールコートマンツーマンに切り替えターンオーバーを誘い、流れをつかむ。しかし、山村学園も大阪薫英の厳しいプレスをかわし、ゴール下にボールを集め得点を重ねる。大阪薫英#4畠中がゴール下のリバウンドで奮闘するが後が続かず、点差を縮めることができない。大阪薫英55-64山村学園で勝負の行方は最終ピリオドへ。　
　
第4ピリオド、大阪薫英は、#7ヴィヨーの3Pやドライブで追い上げようとするが、山村学園#5上原が3Pで応酬。大阪薫英の#4畠中がゴール下をねじ込めば、山村学園#6落合が気迫のこもったディフェンスで、大阪薫英#4畠中にボールを入れさせない。大阪薫英は激しいディフェンスを最後まで続け、山村学園の背中を追うが、山村学園#4増岡がドライブを決め、追撃を許さない。ベスト4を賭けた注目の1戦は、山村学園の勝利で幕を閉じた。