「東日本大震災」被災地復興支援 ＪＸ-ＥＮＥＯＳ ウインターカップ２０１２ 平成24年度 第43回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

　第1ピリオド、お互いハーフコートマンツーマンで試合が始まる。白河旭は#4井澤、#5緑川のドライブヤ#11三浦の3P、#7小濃のポストプレイで得点を重ねる。それに対して、城北は#5小原のドライブや#5小磯のドライブを中心に攻めていく。残り5分になったところで城北#7篠原、#4阿部の3Pが決まり、徐々に点差を広げていく。その後両チームお互いのディフェンスに攻めあぐねたが、終了直前に城北#7篠原の3Pが決まり、城北25－11白河旭で第1ピリオドが終了。　

　第2ピリオド、白河旭はハーフコートのゾーンに切り替え、反撃の機会を狙う。しかし、城北の激しいディフェンスによりなかなかシュートにまで持ち込めない状況の中で、#4井澤、#11三浦のジャンプシュートで得点するが、後が続かない。逆に城北は、白河旭のゾーンに対し、速いパス回しからアウトサイドのシュートを高確率で決め、一気に流れを引き寄せる。白河旭も#6國井の速攻で応戦するも、城北50-30白河旭で前半が終了。　

　第3ピリオド、両チームともマンツーマンで後半が始まる。城北は#5と#9のインサイドにボールを集めt相手のファールを誘う。対する白河旭も#7のバスケットカウントやリバウンドシュートなど、インサイドを中心にオフェンスを組み立てていく。その後も白河旭はドライブを仕掛けてディフェンスを崩すが、最後のシュートが決まらない。両チームとも流れをつかめないまま時間が過ぎ、点差は動くことなく、城北64－44白河旭で第３ピリオド終了。　

　第4ピリオド、序盤白河旭は#7小濃を中心に連続で得点を重ねる。城北も#5小原のリバウンドシュートで反撃をするが、白河旭の激しいディフェンスにより、シュートまで持っていけない状況が続く。白河旭が#7小濃のジャンプシュートやポストプレーで12点差まで詰め寄ったところで城北がタイムアウトをとって落ち着かせる。タイムアウト後、城北#7篠原がドライブからバスケットカウントを沈め、白河旭に傾きかけた流れを引き戻す。このプレーにより落ち着きを取り戻した城北が、プレッシャーディフェンスをかわし、点差を保ったまま逃げ切った。城北82－64白河旭で試合終了。終始、城北がボールを支配し逃げ切った。