「東日本大震災」被災地復興支援 ＪＸ-ＥＮＥＯＳ ウインターカップ２０１２ 平成24年度 第43回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

第1ピリオド、両チーム共にマンツーマンディフェンスでスタート。尽誠学園は、#10東原のドライブでシュートファールを誘い、フリースローで先制する。正智深谷も、#10野平のミドルシュートで加点し、応戦する。尽誠学園は、#7渡邊のアリウープが決まり流れに乗るかと思われたが、バイオレーションのミスが続き、残り6分9-7で正智深谷リード。尽誠は、交代を繰り返し、反撃を試みるが、正智深谷にオフェンスリバウンドを支配され、1ピリオドは、15-10、正智深谷の5点リードで終了。　
第2ピリオド、開始早々、尽誠学園は、#10東原の速攻とミドルシュート、#12川上のジャンプシュートで逆転するが、正智深谷#8恋河内のインサイドですぐさま点を入れ返す。中盤、尽誠学園のパスミスから正智深谷#16波多の速攻が決まり、尽誠学園はタイムアウトをとる。タイムアウト後、尽誠学園は、ハーフコートの1-2-2ゾーンで流れを引き寄せようとするが、正智学園は#10野平のジャンプシュート、#8恋河内の2連続3Pで流れを渡さない。尽誠学園は、#10東原のドライブ、#4岸の３Pで追いすがり、正智深谷37-31尽誠学園で前半終了。 　
第3ピリオド、正智深谷は、#6波多を中心に、高さを生かしたディフェンスをかわし確実に加点していく。尽誠学園も、#12川上、#7渡邊を軸に攻めを組み立て追いすがるが、ミスも多く残り4分47-39でタイムアウト。尽誠学園は#9楠元の3Pなどで追い上げるものの、正智深谷も#8恋河内の3Pなどで応戦し、正智深谷50-56尽誠学園で第3ピリオド終了。　
第4ピリオド、正智深谷は、尽誠学園を突き放そうと攻め入るが、ことごとく#7のブロックショットにあい、シュートが決まらない。一方、尽誠学園は、#7渡邊の速攻や#9楠元の3Pで勢いに乗り、残り4分で59-59の同点に追いつく。その後も、正智深谷は#10野平、尽誠学園は#7渡邊を中心に、両チームとも一歩も譲らない攻防が続くが、残り3分、#4岸の3Pで尽誠学園が逆点に成功。正智深谷も#10野平が続けてシュートをねじり込み、追いすがるが尽誠学園も#7渡邊のミドルシュートが決まり、そのまま逃げ切った。お互いに譲らない好ゲームを制した尽誠学園が3回戦に駒を進めた。