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女子 準決勝中村学園女子vs大阪薫英女学院

試合データ

開催場所東京体育館 Mコート コミッショナー 
試合区分女子 準決勝 主審野口 浩正
開催期日2010(H22)年12月27日(月) 副審久米 克弥
開始時間/終了時間10:00/11:31

ゲームレポート

中村学園女子

( 高校総体2位 )

75 20 1st 18 64 大阪薫英女学院

( 大阪府 )

12 2nd 20
20 3rd 14
23 4th 12
 昨日の準々決勝で第3シードの金沢総合を破った大阪薫英と、聖カタリナとの激戦を制した中村学園との準決勝第1試合は、マンツーマンディフェンスでスタート。
 薫英はフォーメンションから#4坂井が3Pシュートで先制すると、その後も#4がジャンプシュートと2本目の3Pシュートで8-2といい流れをつくる。中村は、薫英のショットインでのゾーンプレスからマンツーマンディフェンスに対して攻めあぐみ、開始3分タイムアウトをとる。その後、中村は#9打越の1on1やジャンプシュートなどで一気に同点とする。薫英は中村にディフェンスを厳しくされるが、#5藤木のジャンプシュートや#11大城の3Pシュートで再びリードを広げる。それに対し中村は、#4神﨑のバックドアプレイと#16安間の3Pシュートで応戦し、最後は中村#16が速攻を決め、薫英ペースの中、中村が20-18でリードをして第1ピリオドを終える。

 第2ピリオド、薫英は#11のジャンプシュートで同点とすると、#4の連続3Pシュートなどでリードを広げていく。薫英は中村の#4、#16に対し厳しいマークをし、思うようにプレイをさせない。その中で中村は#9が1on1やゴール下で得点をし、流れを渡さない。薫英は6分17秒にタイムアウトを取ると、#6吉川の速攻と#7大濱の3Pシュートで38-28と10点差をつける。中村はタイムアウトを取り、その流れを切りにかかると、#4のジャンプシュートと#16のドライブで点差を詰め、38-32薫英リードで後半へ。

 第3ピリオド、薫英は1-1-2-1からのゾーンプレスからマンツーマン、対する中村は激しいハーフコートマンツー。中村は#5白根のスティールからの速攻、#16、#7浦本のジャンプシュートで同点に追いつく。薫英はターンオーバーが連続する中、中村にスティールからの速攻を2本決められ42-38と逆転されると、2分59秒にタイムアウトを取る。薫英は苦しい状況の中#7がジャンプシュート、#4が3Pシュートを決めこれをしのぐ。その後、薫英#5のバックドアプレイがバスケットカウントとなり、46-44と再び逆転する。その後一進一退となり、52-52の同点で第3ピリオドを終了する。

 第4ピリオド、薫英は#14畠中のジャンプシュート、#11の3Pシュートで57-52とリードをする。対する中村はターンオーバーが続き嫌な流れとなるが、3分6秒にタイムアウトを取り、ディフェンスをオールコートで仕掛けると、また流れが変わる。中村は#4のドライブ、#9のゴール下で同点とすると、再び一進一退となる。薫英は#6のドライブやカットイン、中村は#9の1on1などで61-59となった後、4分52秒薫英は#4が負傷退場してしまう。その後、流れが完全に中村に傾き、中村#9のフリースローで同点に追いつくと、勢いは止まらず、#5、#4のドライブ、#7の速攻などで中村がリードを広げていく。結局、薫英は#4がコートに戻ることができず、75-64で中村学園が苦しい試合を制し、4年ぶりの決勝進出を果たした。

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