ＪＸ-ＥＮＥＯＳウインターカップ２０１０ 第41回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

　京都、福大若葉ともにハーフコートマンツーマンでスタートする。福大若葉#5渡邉のフリースロー、ターンシュートの連続得点で先制する。京都も#9赤松のリバウンドシュートで応戦するも福大若葉の堅い守りに阻まれシュートが決まらない。徐々に福大若葉がリズムを掴みかけ、5分11秒に京都がタイムアウトとる。その後、京都#5町田の3Pシュート、#11横澤のジャンプシュートで対抗するが、第一ピリオドを19-11で福大若葉が主導権を握る。

　第2ピリオド、福大若葉#5のスクリーンプレイ、ターンシュートでさらに波に乗り、京都は2分間ゴールすることが出来ない。その後も福大若葉は#4田中の3Pシュート、#14松本のゴール下シュートで点差を広げる。京都#7角畑の3Pシュート、ジャンプシュートで連続得点するも流れを引き戻すことは出来ない。前半は福大若葉が完全に波に乗り、50-29と福大若葉29点リードして終了。

　第3ピリオド、京都は2-3ゾーンディフェンスにし流れを変えようとする。しかし、福大若葉#5の中外のプレイが冴えて、さらに得点を加え残り5分に京都が再びマンツーマンディフェンスに戻す。その後も、福大若葉#5を起点に#14のインサイド、#6中迫の3Pシュートでさらに点差を広げ、第3ピリオドを81-29と福大若葉の大量リードで終わる。

　第4ピリオド、京都はオールコートとマンツーマン#4、#7を中心に反撃を試みる。しかし、福大若葉#4が巧みにゲームコントロールをし、#14のゴール下で流れを渡さない。終盤、京都#6中川が3連続シュートを決めるも88-50で福大若葉が危なげなくベスト8進出を手に入れた。