ＪＸ-ＥＮＥＯＳウインターカップ２０１０ 第41回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

　金沢総合ハーフマンツーマン、小林オールコートマンツーマンでスタート。小林は、速い攻撃から#7濱砂、#12堀野のジャンプシュートなどで先行し序盤から良い流れをつくる。小林は金沢総合のインサイドに対ししつこくディフェンスするが、#8河瀬、#7宮澤にリバウンドを取られるなど守りきれない。小林は金沢総合のインサイドのマークを厳しくすると、アウトサイドが甘くなり、金沢総合#11井関に3Pシュートを3本決められてしまう。それでも小林はアウトサイドから果敢に攻め、#7濱砂のジャンプシュートや#13高岡の3Pシュートなどで喰らいつき、金沢総合ペースになりかけたところ、23-20でなんとか第1ピリオドをしのいだ。

　第2ピリオド、金沢総合は、第1ピリオド途中から投入した#4岡村がジャンプシュートや3Pシュートを決め、リードを広げていく。その後も金沢総合は小林のディフェンスの足が止まったところを効果的に攻め、#14柳瀬、#17吉越、#11井関が3Pシュートをたて続けに決める。小林も#7濱砂がジャンプシュートなどで応戦するが金沢総合にオフェンスリバウンドを取られるなど、苦しい展開が続き、48-30と金沢総合が、リード広げて第3ピリオドへ。

　第3ピリオドに入ると金沢総合はディフェンスを激しくし、小林にさらにプレッシャーをかける。金沢総合が#14、#4の3Pポイントなどでリードを一気に広げると、小林は#8森満がドライブなど果敢に攻めるが点差を縮めるにはいたらない。金沢総合は#4の活躍とディフェンスを頑張ったことで82-46と大量リードを奪い終了する。

　第4ピリオド、小林は#7、#8が最後まであきらめずジャンプシュートを決めるなど対抗するが金沢総合#15久保田のインサイドなどで、加点され、108-65と金沢総合がインターハイ国体ベスト4の強さを見せ終了した。