ＪＸ-ＥＮＥＯＳウインターカップ２０１０ 第41回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

　両チームともマンツーマンディフェンスでスタート。夙川が得点のスタートをきるが、岐阜女子もすぐにゴール下で入れ返す。両チームとも硬さが目立ち、シュートミス、パスミスが多く互いにリズムをつかめない。14-8と岐阜女子リードの場面で夙川がタイムアウトを取る。タイムアウト後、岐阜女子は外角シュートを積極的に打ち決まりだし、点差を広げていく。夙川は岐阜女子のディフェンスが強くなり得点を伸ばすことができない。26-10と岐阜女子リードで第1ピリオド終了。

　第2ピリオドは夙川からの攻撃で開始、夙川はハイーロープレイでリズムをつかもうとするが、シュートがリングを通過しない。岐阜女子は#8杉浦を入れ高さで勝負に出る。夙川もシュートを狙うが、岐阜女子の高さに阻まれ得点することができない。互いに選手交代していくなかで、岐阜女子はインサイドスクリーンプレイで着実に得点を取りに行く。一方、夙川はディフェンスをオールコートに変え岐阜女子のミスを誘い岐阜女子にプレッシャーをかける。40―23岐阜女子リードで前半終了。

　第3ピリオドは、岐阜女子のボールでスタート。岐阜女子はゴール下にボールを集め6連続得点で23点差とする。夙川も前半同様ハイーロープレイで攻めるが、岐阜女子の強いディフェンスを破ることが出来ず無理なシュートが続く。51-25で夙川がタイムアウト。その後、夙川はアウトサイドスクリーンを中心に攻めるが、点差は縮まらない。57-32岐阜女子リードで第3ピリオド終了。

　第4ピリオド、夙川は#9新にボールを集めるが得点は伸びない、両チームとも選手交代を繰り返しリズムを掴もうとするが、一進一退の攻防が続く。夙川はディフェンスをオールコートに変えるが、岐阜女子もしっかりとボールを運ぶ。夙川も最後まであきらめずに自分達のプレイをするが、最後まで落ち着いてプレイした岐阜女子が71―52で2回戦を突破した。