ＪＸ-ＥＮＥＯＳウインターカップ２０１０ 第41回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

　
　第1ピリオド､両チーム共にハーフコートマンツーマンディフェンスでスタートする｡中村学園はハーフコートでプレッシャーディフェンスを展開し､滋賀短大を苦しめ､ミスを誘う｡中村は､滋賀のターンオーバーを誘って速攻に持ち込み､#16安間､#4神﨑の1on1等で得点していくのに対して､ガードが苦しめられる滋賀は､思うようにパスが回らず､#4井口､#8木村の1on1になってしまい得点が伸びない｡31-14中村リードで終了｡　

　第2ピリオドに入り､滋賀はオールコートゾーンプレスから3-2ゾーンを仕掛け､流れを変えようとするが､中村のボール運びを崩すことはできず､#5白根､#4の得点を許してしまい､更に点差を広げられてしまう｡58-27中村リードで前半を折り返す｡　

　第3ピリオド､滋賀はハーフコート2-3ゾーンを続けるが､中村のパス回しは乱れず､#4にシュートを沈められてしまい､更にリードを広げられてしまう｡残り5分中村は全員交代する｡滋賀はオールコートゾーンプレスで追い上げようとするが､逆にターンオーバーから中村#17米倉にレイアップを許してしまい､追い上げることができない｡　

　第4ピリオド､滋賀はオールコートゾーンプレスで追い上げようとするが､中村のガードは､冷静なボール運びで流れを変えるには至らず､100-52で中村学園女子が初戦を勝利した｡