男子 準々決勝京北vs県立新潟商業
試合データ
開催場所 | 東京体育館 Mコート | コミッショナー | |
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試合区分 | 男子 準々決勝 | 主審 | 渡辺 諭 |
開催期日 | 2010(H22)年12月27日(月) | 副審 | 茂泉 圭治 |
開始時間/終了時間 | 17:30/19:11 |
ゲームレポート
京北 ( 東京都 ) |
93 | 24 | 1st | 16 | 66 | 県立新潟商業 ( 新潟県 ) |
26 | 2nd | 18 | ||||
21 | 3rd | 15 | ||||
22 | 4th | 17 |
第1ピリオド、両チームマンツーマンでゲームが始まる。お互いの持ち味である速い展開のラリーが続く中、新潟商業は厳しいディフェンスから京北のシュートミスを誘い、残り5分に10-6とリードする。しかし、京北もディフェンスリバウンドを拾って#10皆川に合わせるなどして、残り1分に20-16と逆転し、さらに新潟商業を突き放しにかかる。新潟商業も京北の高さに対し、#5小林や#8田宮がスペースを使ったプレイで戦うが、24-16京北リードでこのピリオド終える。
第2ピリオド、新潟商業のモーションオフェンスに慣れてきた京北は、絶妙の間合いをとったマンツーマンディフェンスからブレイクを重ね、その差を12点とした。開始3分、30-18で新潟商業がタイムアウトをとる。京北が#10にボールを集めリズムよい攻撃を展開するのに対し、新潟商業は全員が速いタイミングで外角シュートを狙う作戦に切り替える。しかし、新潟商業のシュートがリングに嫌われる間に、京北は#14田渡をはじめガード陣が外角シュートを確実に決め、残り2分に48-30とさらに差を広げる。新潟商業はこの流れを嫌い前半2回目のタイムアウトをとる。新潟商業はオールコートのプレスから勝機を見出そうとするが、惜しい所でファウルとなり京北にフリースローを与え決められる。京北が50-34の16点リードで前半を終える。
第3ピリオド、攻守に#10の高さを活かしたプレイを展開する京北は、落ち着いたゲーム運びで徐々にその差を広げていく。新潟商業はディフェンスを頑張り京北のミスを誘い追い上げを図るが、残り1分に京北#10の豪快なダンクシュートで流れを切られてしまう。京北22点リードでこのピリオドを終える。
第4ピリオド、新潟商業はオールコートプレスでプレッシャーをかけてボールを奪い、外角シュートを放つがリングに嫌われて思うように点差を縮められない。残り5分、京北は#10のファウルが4つになったところでタイムアウトをとる。その後、京北はゾーンディフェンスに切り替えてゲームをコントロールする。残り3分、新潟商業はタイムアウトをとり、その後にはさらに激しいプレスディフェンスを敢行するが、京北のガード陣が落ち着いてこれを捌き、さらに点差を広げ93-66で京北が勝利を収めた。
新潟商業も敗れはしたものの機動力を駆使して相手の高さへ挑む意気を示し続けた。その懸命な姿勢を称えたい。