男子 第3回戦沼津中央vs大阪市立桜宮
試合データ
開催場所 | 東京体育館 Cコート | コミッショナー | |
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試合区分 | 男子 第3回戦 | 主審 | 相原 伸康 |
開催期日 | 2010(H22)年12月26日(日) | 副審 | 玉木 彰治 |
開始時間/終了時間 | 14:30/16:05 |
ゲームレポート
沼津中央 ( 静岡県 ) |
84 | 28 | 1st | 24 | 75 | 大阪市立桜宮 ( 大阪府 ) |
16 | 2nd | 19 | ||||
22 | 3rd | 18 | ||||
18 | 4th | 14 |
第1ピリオド、両チームマンツーマンディフェンスでゲームが始まる。桜宮#9谷口と、沼津#15ソウの激しいポジション争いをはじめ、お互いディフェンスからリズムを掴もうとする。インサイドの#15を中心に攻める沼津に対し、桜宮は#6山本と#8古倉をはじめとする外角シュートで対抗する。その後も一進一退の攻防が続き、28-24の沼津リードでこのピリオド終える。
第2ピリオド、先に動いたのは桜宮。2―2―1から1―1―3のゾーンディフェンスで沼津のスクリーンプレイを使わせず、#15へのパスを入れさせない作戦にでる。桜宮はインターセプトからブレイクを作りリズムを掴みかけるが、沼津のガード陣は冷静に対応し、外角シュートを決めて7点差をキープする。桜宮はその後、ハーフコートで引き気味の2-1-2のディフェンスに切り替え時間を使ってボールを回されても追いかけすぎず我慢のディフェンスを選択。沼津も我慢の時間となり得点が止まる。#15がオフェンスリバウンドを強引に取りに行き痛恨の2回目のファウル。沼津はたまらずタイムアウトで流れを切るが、桜宮の流れを止めるには至らず44-43 1点の沼津リードで前半を終える。
第3ピリオド、桜宮はゾーンプレスから2-1-2のゾーンディフェンス。沼津も変わらずマンツーマンディフェンス。沼津は#15をショートコーナーに配置し、その反対のコーナーから外角シュートを撃ってリバウンドを拾う作戦に出るが、桜宮もフロワーバランスの良いオフェンスを展開されまいと追いかける。沼津のシュートがリングに嫌われる時間、桜宮は逆に3Pシュートを決めて59-59の同点に追いつく。その後、沼津も得点し66-61の5点沼津リードで、ピリオド終える。
第4ピリオド、沼津は桜宮のゾーンに対して、ハイポストを起点に攻める。しかし思うようにパスが回らず苦しむが、外角シュートをしぶとく決める。桜宮はもどりの遅い沼津に対して速攻を決めて1点差まで詰め寄る。71-70、沼津タイムアウト。その後、お互いシュートが入らず我慢比べのラリーが続く。残り2分、76-73となったところで桜宮はオールコートプレスを敢行するが差は縮まらず。残り1分80-75で桜宮タイムアウト。直後、桜宮はセットプレイからのシュートが無情にもリングに嫌われる。残り30秒、桜宮3回目のタイムアウト。桜宮はファウルゲームで粘るが、沼津はきっちりフリースローを決める。結局84-75で沼津が勝利を収めた。桜宮は敗れはしたものの全員で声を掛け合い勝利の執念を失わない素晴らしいファイトを見せてくれた。