男子 第2回戦大阪市立桜宮vs國學院大學久我山
試合データ
開催場所 | 東京体育館 Bコート | コミッショナー | |
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試合区分 | 男子 第2回戦 | 主審 | 茂泉 圭治 |
開催期日 | 2010(H22)年12月25日(土) | 副審 | 松本 究 |
開始時間/終了時間 | 17:30/19:30 |
ゲームレポート
大阪市立桜宮 ( 大阪府 ) |
78 | 15 | 1st | 15 | 60 | 國學院大學久我山 ( 開催地 ) |
17 | 2nd | 22 | ||||
20 | 3rd | 7 | ||||
26 | 4th | 16 |
第1ピリオド、両チームとも激しいディフェンスを信条とするチームらしいマンツーマンディフェンスで始まる。開始4分で4-0と久我山がリードするロースコア―な展開となる。桜宮のシュートがリングに嫌われ得点をあげることが出来ない、ここで桜宮が1回目のタイムアウトを取る。残り4分に桜宮が待望の2点を挙げ落ち着きたいところだが、久我山のドライブを止められず、ファウルがかさみ苦しむ。その後、桜宮は#9谷口の力強いドライブから得点を重ね、8-12と追い上げを図る。残り1分に11-12となるが、久我山は#4中村の3Pシュートで対抗し、両者一進一退の攻防が続き15-15でこのピリオドを終える。
第2ピリオド開始7分、桜宮の息の合ったタップシュートを#8古倉が決める。この流れを嫌った久我山は1回目のタイムアウトを取る。しかし、決定的なところでシュートがリングに嫌われる久我山をしり目に、桜宮は着実にゴールを決めて、一時は24-17と桜宮が7点リードする。しかし、久我山も#4のドライブで27-24と押し戻す。桜宮が久我山のドライブを止めるべく素早いカバーしてくるのを逆手にとって、久我山#5丸山は3Pシュートを決め、久我山は落ち着きを取り戻し、残り1分に32-34と逆転に成功。久我山はその後も主導権を握り久我山#8杉本がリバウンドシュートを決めてリードを広げることに成功し、37-32と久我山リードで前半終了
第3ピリオド、速い展開を作りたい桜宮だが、久我山のインサイドを中心としたバスケットに付き合い我慢の時間が続く。しかし、残り4分に桜宮#8古倉の3Pシュートや激しいディフェンスでボールを奪い、徐々にペースをつかみ始め41-41の同点とする。その後も桜宮は#8が外角シュートを連続で決めて47-42と突き放しそのまま攻撃の手を緩めず52―44で第3ピリオド終了。
第4ピリオド、久我山は#4の3Pシュート、#7のドライブで連続得点を挙げリズムをつかみたいところだが、桜宮も#8・#9谷口のシュートで追撃を許さず。10点差の60-50となったところで久我山たまらずタイムアウト。その後、久我山はオールコートプレスを敷くが、桜宮は冷静に対応しブレイクを連発する。67-52とその差が15点となったところで、久我山3回目のタイムアウト。しかし、その後も流れは変わらず、桜宮が78-60で勝利を収めた。
桜宮はファウルトラブルで苦しんだが、コミュニケーションを良くとってチームディフェンスで勝利した。久我山も敗れはしたが、開催地出場としての意地を随所に見せ良く健闘した。