ＪＸ-ＥＮＥＯＳウインターカップ２０１０ 第41回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

　沼津中央は1-3-1のゾーン、明成はマンツーマンディフェンスでスタート。メンバーチェンジの後、沼津中央もマンツーマンディフェンスに変更。明成は#10安藤、沼津中央は#15ソウを中心に攻撃を組み立てる。残り5分、明成#6杉本のフリースローが2本決まり、12対7と明成リード。沼津中央は、#15のリバウンドシュートなどで残り2分、14対13と1点差まで追い上げる。沼津中央#15、明成#10の活躍で21対20、明成リードで第1ピリオド終了。

　第2ピリオド、明成は#10の連続ポイント、#4のフリースローで、28対10とリードを広げる。攻防も激しさを増し、残り時間5分、沼津中央#10石川が速攻からの3Pシュートを決め、33対27と追い上げる。明成も#4の速攻が決まり37対27と差を広げる。残り2分、明成#10の連続3Pシュートが決まり、45対29と16点差になったところで沼津中央がタイムアウト。沼津中央#15もポストプレイで頑張り、48対34明成リードで前半終了。

　第3ピリオド、沼津中央は#10が3Pシュートを決め、更に速攻からのアンスポーツマンライクファールを誘う。残り8分、沼津中央は#15のシュートも決まり、51対40と追い上げる。ここで明成は、ゾーンディフェンスから#10の速攻を決める。セットオフェンスでは沼津中央が明成#10を徹底的に抑えようとすると、#4と#11が良くつなぎ、残り2分で64対54と明成がリードを守る。ここから、沼津中央#15がバスケットカウントを2連続で決め、追い上げる。67対64、明成3点リードで最終ピリオドへ。

　第4ピリオド。沼津中央は、#10と#15の得点で残り7分、70対67で逆転。更に沼津中央は、#5のパスから#15が得点し、残り4分、76対69と7点リードされたところで明成3回目のタイムアウト。残り2分を切って79対71、沼津中央リード。明成、必死に反撃するも沼津中央が確実にボールをキープし、91対81で沼津中央が激戦を逆転で制した。