ＪＸ-ＥＮＥＯＳウインターカップ２０１０ 第41回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

　お互いにマンツーマンディフェンスでスタート。最初に昌平#4中村のインターセプトから得点を挙げるが、尽誠#10渡邉、#12川上の前ではなかなかドライブすることが出来ず、アウトサイドのシュートに頼る攻撃となる。対する尽誠は#7笠井が鋭いドライブインから攻撃し得点を重ねていく。しかし、昌平#8山﨑の3Pシュートが決まり、第1ピリオドを17-13と昌平リードで終える。

　第2ピリオドに入っても両チームともに一進一退の攻防が続く。昌平のパスを尽誠#7がインターセプトしドリブルしようとしたところで、昌平はアンスポーツマンライクファウルと判定された。尽誠#7フリースローを2本決め16-17昌平リードだが1点差として流れが変わる。昌平も#6八木がゴール下を踏ん張り、#8が3Pシュートを決めて尽誠にリードを渡さない。残り10秒で尽誠#10渡邉がフリースローを2本決めて逆転し28-27と尽誠リードで前半を終える。

　第3ピリオドに入ってからも、お互いに譲らない展開が続くが、昌平は尽誠#7のドライブを止めることが出来ず、残り4分には39-31と尽誠リードする。また、尽誠は交代で出場した#11岸が3Pシュートとドライブで大活躍し、残り2分で46-35のところで昌平1回目のタイムアウトをとる。その後も尽誠は#7を中心に得点し52-38で第3ピリオドを終える。

　第4ピリオド、昌平も#8が得点し頑張るが差を縮めることが出来ない。対する尽誠は#7がドライブ、3Pシュートに大活躍。交代出場の#15岡本も3Pシュートを決め69-54と尽誠リードする。昌平もアウトサイドシュートを沈め粘りを見せ69-59と10点差まで追い上げ、残り1分昌平もフルコートのディフェンスに切り替え必死に追い上げる。昌平#9廣瀬も3Pシュートを入れ71-64とし#8が連続3Pシュートを入れ、71-67と頑張るが反撃もここまで。最後は尽誠に逃げ切られる展開であった。