ＪＸ-ＥＮＥＯＳウインターカップ２０１０ 第41回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

　両チーム共ディフェンスはマンツーマン。沼津中央#15ソウのリバウンドシュートでゲームが動き始める。東海相模も激しいディフェンスから#8大石の速攻などで反撃。残り4分11-10と沼津中央リードも、東海相模が追い上げたところで沼津中央タイムアウト。東海相模はディフェンスをゾーンに変え、沼津中央#15にポストプレイを許さない。沼津中央#8反町が2本連続でシュートを決め、23-18とリードして第1ピリオド終了。

　第2ピリオド、東海相模#8のカットインで先制。その後も東海相模は速攻とカットイン、沼津中央はアウトサイドのシュートとポストプレイで攻め合う。残り5分、31-28沼津中央リード。両チームの一進一退は続き、41-40沼津中央リードで前半を終える。

　第3ピリオド、沼津中央は#15のポストにボールを集め得点。対する東海相模も#4岩田のポストプレイ、#13宮迫のシュートで追撃。残り5分、51-51同点。両チームの集中力も高く点差は離れない。63-61で東海相模リードで終え、勝負は第4ピリオドへ。
　沼津中央#10石川が3Pシュートを決めれば東海相模#4も決め返し譲らない。残り5分、71-71同点。沼津中央#14望月の3Pシュート、東海相模#4も技ありのタップシュート。残り3分沼津中央#15のダンクとゴール下のシュートが連続で決まり、5点沼津中央がリードしたところで東海相模タイムアウト。東海相模も#8が3Pシュートを決め点差を詰める。沼津中央#15がゴール下を決め1点差で逃げ切り、息づまる熱戦に終止符をうった。