7月6日 | 新リーグ運営本部設立記者会見 開催報告 |
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5月26日 | 新リーグ説明会の開催について 公益財団法人日本バスケットボール協会 新リーグ準備室では、ファンの皆様に向けた新リーグの説明会は後日開催予定です。 日程が決まり次第、当ページに詳細を掲載いたしますので、しばらくお待ちください。 |
5月26日 | 新リーグ参加チーム 追加募集のお知らせ |
4月27日 | 新リーグ公募締切のご報告 |
3月5日 | 新リーグ準備室 移転のお知らせ |
12月15日 | 新リーグ参加チーム 公募開始のお知らせ |
柔道の始祖である嘉納治五郎が、日本スポーツに世界への窓を開いてから、100年の歳月が流れました。この間、日本を取り巻く世界の環境や仕組みばかりでなく、スポーツのあり方まで、大きく変貌してきました。特に近年の世界情勢の変化は、日本の国自体の大きな変革をもうながしてきました。日本にも改めるべき仕組みが数多く存在していることと同時に、守るべき伝統の重みを再確認しなければならないという警鐘でもあることを、スポーツ界を含む日本全体が考え始めてきたと思います。
本年3月11日(金)14時46分、日本は未曾有の災害による大きな国難に見舞われました。日本人全てが、日本再出発という課題を、あまりにも凄惨なカタチで見せつけられた瞬間でした。日本人が一丸となって考え、行動に移さなければならないことを、自然災害によって突きつけられたのです。しかし日本人はこの国難の中で、「心をひとつにすることの大切さ」を始め、日本の伝統(DNA)であった考え方や行いを、一挙に思い出しました。これはスポーツ文化の根本にある考え方です。
今バスケットボール界は、真摯に過去を省みるべき時です。バスケットボールという素晴らしい財産を預かりながらも、充分に応えられていない事柄の繰り返しであったこと。この組織が、日本再生に少しでも役立つようになるには、大きな改革が必要であること。そしてその実行には、痛みと共に、大きな夢と望みがあること。日本の多くの人々が感じているように、次の変化は表層ではなく根幹でなければなりません。
公益財団法人日本バスケットボール協会は、2013年に新しい「日本唯一」のトップリーグをティップオフさせます。嘉納治五郎は100年前、「国家の盛衰は国民の活力の消長による」と、スポーツが国民の活力たり得ることを説きました。日本バスケットボール界が「心をひとつにして」世界を目指すと共に、日本中の子どもたちのあこがれの中心となります。
今までの日本スポーツ100年は、学校や企業や団体に支えられてきました。これからの日本スポーツ100年は、真に国民の活力となるべく、地域に根を張り、国民を支えるスポーツを目指さなければならないと考えます。日本バスケットボール新リーグ(仮称)はその象徴となります。
全ての日本国民のご理解を得られるよう、関係各位の精進を切に願います。