第26回女子ユニバーシアード競技大会

試合日程・結果GAME

女子 9-12位決定戦中国 vs 日本

試合データ
開催場所中国・深セン Shenzhen Luohu Gymnasium コミッショナー 
試合区分女子 9-12位決定戦 主審MANTYLA Petri
開催期日2011(H23)年08月19日(金) 副審KIM Bohui、MATEUS Carlos
開始時間/終了時間10:00/12:00
ゲームレポート
中国 57 15 1st 12 55 日本
16 2nd 12
18 3rd 14
8 4th 17
第26回ユニバーシアード競技大会 バスケットボール競技、9~12位決定戦。地元中国との対戦は、完全アウェイの中、最後まで勝負の行方がわからないゲームとなるが、勝負どころでのシュートを決めきれない力量が結果となり、55-57の2点差で惜敗。この結果により、日本は明日11-12位決定戦に回り、最終戦をリトアニアと戦う。
 
 第1ピリオド、日本のスタートは#4栗原、#8天野、#11園田、#10佐藤、#14篠崎。両チームともマンツーマンディフェンスで試合が始まり、中国#15のインサイドシュートで先制される。すぐさま日本は#10佐藤のアシストに#8天野が合わせ入れ返すと、さらには#10佐藤が切れ味鋭いドライブでリードする。だが中国も183cmの#5のパワープレイ、#6の3Pシュートで得点を重ね、残り5分で5-9とロースコアな展開となる。残り2分、日本は#10佐藤を起点に立て直すと、#14篠崎の3Pシュートで10-10の同点に。しかし中国も内外バランスよく攻めリードを譲らず、12-15の3点ビハインドで終了。
 
 第2ピリオド、日本は#7阿部、#8天野、#10佐藤、#6池内、#11園田でスタート。第1ピリオド同様、#10佐藤のドライブで相手のディフェンスをかき乱し流れを呼び込むも、相手の#5を抑えきれず、ドライブやインサイドから得点を許す。また日本はことごとくリングに嫌われ、ターンオーバーが続く。この間、中国は速攻やセットプレイから連続得点を重ね、残り4分で18-27。11点差に開き、流れの悪い日本は、たまらずタイムアウトを要求し打開を図る。終盤、#8天野、#14篠崎のシュートで一時詰めるが、24-31と7点ビハインドで終了。
 
 第3ピリオド、試合開始と同じメンバーで後半に入る。立ち上がり、中国は#15のリバウンドシュート、#5の1on1で加点する。一方、外角シュートの決定率に欠ける日本は、ここでやっと#4栗原の3Pシュートが決まり、悪い流れを断ち切る。しかし中国も#5に連続ジャンプシュートらを中心に加点し、13点差に開く。その後、日本は#4栗原の3Pシュート、#14篠崎の#10佐藤のドライブでの得点で反撃するも、中国#5、#15のインサイドプレイを止められず、38-49の二桁差で終了。
 
 第4ピリオド、日本は#4栗原、#8天野、#9藤岡、#10佐藤、#14篠崎がスタート。序盤から中国#6に連続シュートを与え、開始3分で38-53とさらに点差が開く。15点差と大きく点差が広がり苦しい時間帯となるも、ここから持ち前の粘り強いディフェンスを発揮する。すると、中国は24秒オーバータイムらミスが連発し、得点が止まる。残り49秒、55-56の1点差まで詰め寄った日本は、#14篠崎が果敢にドライブで攻め込み逆転のチャンスを狙うも、ファウルゲームとなりタイムアップ。55-57、ロースコアな展開となったアジア同士の対戦は惜しくも2点差で敗れた。