ゲームレポート
カナダ |
75 |
23 |
1st |
14 |
64 |
日本 |
22 |
2nd |
19 |
13 |
3rd |
21 |
17 |
4th |
10 |
第10回FIBA U-19女子バスケットボール世界選手権大会は第11日目、最終日。ここまでタフなゲームが続き、体力的の限界に近いなか臨んだ最終戦、日本はカナダと7位決定戦を対戦。ゲーム序盤から互いにスピード溢れる攻防を繰り広げ、連続3Pシュートを決めた日本が先行する。しかしカナダは徹底的にインサイドで攻撃、さらにリバウンドを奪い、すぐさま逆転に成功する。すると次第にカナダが優位に試合を進め、31-43の12点差で前半終了。後半に入ると、日本は粘りのディフェンスから得点を挙げ、追い上げを見せる。最終ピリオドには#13中村が奮闘し、残り5分22秒、62-63とついに1点差に。ここから畳み掛けたい日本であったが、ターンオーバーから再び相手に得点を許し、タイムアップ。64-75、逆転には一歩及ばず、今大会を8位で終えた。
第1ピリオド、カナダに速攻から先制点を許すも、すぐさま日本は#12増岡が3Pシュートを決め返す。すると#7田村も続き、3Pシュートで6-2と幸先の良いスタートを見せる。その後、カナダはスクリーンを使ってゴールに飛び込みインサイドでの攻撃を続け、着実に得点を重ねる。一方、日本は#11河村がフリースローを2本沈め、残り5分で10-10と同点に追いつく。ここからカナダの196cm#12POTTERにゴール下でねじ込まれ、再びリードを許すと、続けて#10WEISNERに3Pシュートを決められ、一気に流れはカナダへ。終盤、#11河村がゴール下で上手くポジションを取って入れ返すも、点差は広がり、14-23とカナダに先行されて終了。
第2ピリオド、追いかける日本は#8熊が果敢なプレイでチームを引っ張る。キレのあるドライブでカナダのディフェンスを切り裂くと、連続8得点を挙げ、開始3分22秒で22-27と5点差に迫る。しかしすぐさまカナダも#6HILLがバスケットカウント、#10WEISNERが3Pシュートを沈める。ここで離されたくない日本は、#6北村が連続得点を挙げると、#11河村が続き、残り4分で31-33と2点差まで詰め寄り、粘り強くついていく。しかしながら、要所でカナダ#11COOPERに3Pシュートを決められ、リバウンドも支配される苦しい展開に。31-43、再びリードを広げられて前半終了。
第3ピリオド、日本#7田村のスティールから#11河村がレイアップシュートを決めてスタート。日本はゾーンプレスからゾーンディフェンスで相手のリズムを崩しにかかる。するとディフェンスが功を奏し、流れは日本に。#14畠中、#11河村がゴール下で踏ん張ると、#7田村が3Pシュートを沈め、残り5分で43-49と再び追い上げる。その後は一進一退の攻防が続くなか、#13中村、#11河村がドライブやポストアップから得点を挙げて、点差を詰める。54-58、4点ビハインドで最終ピリオドへ。
第4ピリオド、積極的に攻め込むも惜しい所でゴールが決まらない日本。一方のカナダは、エースの#10WEISNERが3Pシュート、#14WOLFRAMがゴール下で得点を決めて、優位に試合を進める。日本は苦しい展開の中、#8熊がドライブでフリースローを得て粘りを見せると、ここから#13中村が奮闘し、ゴールに攻め込み連続得点を挙げる。残り5分22秒、62-63とついに1点差に。ここから畳み掛けたい日本だったが、あと一歩のところでターンオーバーが続き、逆にカナダにインサイドで着実に得点され、再びリードが開く。時間がない日本はフルコートでディフェンスを行い、速攻からの3Pシュートで逆転を狙うものの、あと一歩及ばず。最終的に64-75で敗れ、日本は今大会を8位で終えた。
※主な得点者:
日本 #11河村 18点・9リバウンド、#8熊 12点・6アシスト、#13中村 11点
カナダ #10WEISNER 20点(3PTS 4/8本)・16リバウンド、#9DORNSTAUDER 14点、#14WOLFRAM 12点
女子U-19日本代表チームは、7月30日(火)早朝に日本へ帰国する。