ゲームレポート
アメリカ |
108 |
23 |
1st |
11 |
67 |
日本 |
28 |
2nd |
21 |
30 |
3rd |
14 |
27 |
4th |
21 |
第10回FIBA U-19女子バスケットボール世界選手権大会は第9日目。ベスト4進出を賭けた準々決勝の相手は、FIBAランキング1位の強豪・アメリカ。立ち上がりから、アメリカは持ち前の身体の大きさと高い運動能力で、常にプレッシャーディフェンスを仕掛けてくる。それに対して日本はパスミスが続き、苦しい展開となる。次第に日本は、チームディフェンスでアメリカに対抗するも、攻守ともにリバウンドを奪われ、セカンドショットから得点を量産される。点差は開いていくも、日本はチームディフェンスで最後まで粘りを見せ、意地を見せる。しかし終始アメリカにリバウンドを支配され、インサイドから得点を許し、タイムアップ。最終的に67-108、総リバウンド数で日本が32本に対し、アメリカは70本と大きく差をつけられた。
第1ピリオド、アメリカに連続得点を許す立ち上がりであったが、日本は#13中村の果敢なドライブからフリースローを得て応戦する。しかしながら、アメリカは圧倒的な身体能力の違いを武器に、徹底的にインサイドをアタックしてくる。残り5分で4-10とリードを許すが、ここから日本は#12増岡、#7田村の連続得点で3点差に。その後もアメリカはリバウンドを支配し、セカンドチャンスから得点を重ねていく。終盤、日本は#12増岡がジャンプショットを決めるも差は縮まらず、11-23で終了。
第2ピリオド、立ち上がり、日本は#13中村のドライブが決まり、10点差にする。しかしアメリカも変わらずリバウンドを支配し、着実にシュートを沈めていく。その後も日本はチーム全員で戦うが、リバウンドのボールに手が届かず、アメリカにセカンドショットを決められ、次第に点差は開いていく。その中で、日本は#14畠中が得点に、アシストの演出と気を吐き、さらに#6北村がドライブで応戦する。だが終始リバウンドを相手に支配され、32-51と点差を広げられて前半終了。
第3ピリオド、日本#11河村が相手のビックマン相手に華麗なフックショットを決める。しかし続かず、アメリカは日本のミスショットから速攻を繰り出し、さらに点差を広げて引き離す。残り5分で36-66、30点差がついたところで日本は2度目のタイムアウト。何とか流れを引き戻そうとする日本は、#11河村がインサイドで粘りを見せると、#6北村が果敢にドライブでゴールに向かい、必死で対抗する。しかし点差は徐々に開いていき、46-81で終了。
第4ピリオド、日本は総力を結してゲームに入ると、#5早坂がキレのあるドライブでゴールにアタックし、フリースローも2本決める。さらに続いて、#6北村がバスケットカウント、#15西岡が積極的にゴールに向かいフリースローを2本沈める。しかしアメリカもインサイドで得点を重ね、対抗。少しでも点差を縮めたい日本は、#7田村のアシストから#9加藤が連続3Pシュートを決め、意地を見せる。終盤、#15西岡が連続ゴールを決めるも、力及ばずタイムアップ。67-108、日本も粘りを見せたものの敗れた。
※主な得点者:
日本 #6北村 17点、#9加藤 9点(3PTS 3/4本)、#11河村 9点
アメリカ #14WILSON 19点・11リバウンド、#13GRAVES 13点・8リバウンド、#6HARPER 12点・8リバウンド
次戦、7月27日(土)13:30(現地時間)より、日本は中国と5-8位順位決定戦を対戦する。