ロゴ 第10回FIBA U-19女子バスケットボール世界選手権大会

試合日程・結果GAME

【女子 2次ラウンド第1戦】ブラジル vs 日本

試合データ
開催場所リトアニア・クライペダ、パネヴェジース SVYTURRIO ARENA コミッショナーNaresh Chander ANEJA (IND)
試合区分女子 2次ラウンド第1戦 主審Tomas JASEVICIUS (LTU)
開催期日2013(H25)年07月22日(月) 副審Zoltan PALLA (HUN), Ozlem YALMAN (TUR)
開始時間/終了時間18:00/19:30
ゲームレポート
ブラジル 70 15 1st 15 66 日本
20 2nd 19
18 3rd 12
17 4th 20
第10回FIBA U-19女子バスケットボール世界選手権大会は第5日目。1日休息日を挟み、2次ラウンドに挑む日本の初戦の相手は全勝中のブラジル(グループA1位)。日本は#7田村、#11河村、#12増岡、#13中村、#14畠中でスタートする。高い身体能力を誇るブラジルに対して、日本はチーム力で戦う。最大10点差を追う展開になるが、第4ピリオド残り5分、日本は#9加藤の3Pシュートが決まり、逆転に成功する。その後は一進一退の攻防となるが、66-66の同点で迎えた残り28秒、ブラジルの#7GONCALVESに24秒ギリギリでシュートをねじ込まれ、逆転を許す。残り4秒、逆転を狙う日本はラストチャンスをかけるもミスとなりタイムアップ。66-70の4点差で敗れた。
 
 第1ピリオド、ブラジル#13RAMONAに先制点を許すも、すぐさま日本も#11河村がオフェンスリバウンドから得点を挙げ、ゲームが動き出す。日本は#13中村のアグレッシブなドライブで相手からファウルを誘うなど、個々の良い部分が要所で見られる。#9加藤が素早い展開から3Pシュートを決め、15-11とリードを奪う。しかしその後、ブラジルの高い運動能力を生かした連続得点で追いつかれ、15-15の同点で終了。
 
 第2ピリオド、開始早々、ブラジルの猛攻にあい、15-24とリードを許す展開。しかし日本は#4藤岡がチームを救う3Pシュートを決めると、さらに#4藤岡がスティールから、そのままの勢いで#11河村がフリースローを得て点差を詰める。さらに#4藤岡の相手を欺くアシストパスから、#14畠中がタップシュートに持ち込みバスケットカウントを沈め、一気に流れは日本へ。開始4分、#6北村のスティールから#4藤岡がレイアップシュートを決めると、続けて#11河村も得点し、26-26とついに同点に追いつく。その後は一進一退の攻防が続き、34-35と1点ビハインドで前半終了。
 
 第3ピリオド、日本はシュートを決めきれずに苦しい展開からのスタート。一方ブラジルは勢い良く攻め込み、開始3分で34-44と10点差をつける。日本はタイムアウトから立て直しを図り、#7田村の連続3Pシュートで4点差に迫るも、ブラジルも徹底的にインサイドをアタックし、すぐさま10点差に戻される。追う展開と苦しくなった日本だが、#7田村がスティールからアンスポーツマンライクファウルを得ると、流れを呼び戻す。さらに#13中村が果敢にゴールにアタックし、得点やアシストでチームを引っ張る。残り2分19秒、日本は#6北村の3Pシュートが決まり46-50。しかしながら終盤、逆に3Pシュートを決め返され、46-53の7点ビハインドで最終ピリオドへ。
 
 第4ピリオド、立ち上がり、ブラジルの#7GONCALVESにインサイドでねじ込まれスタートするも、#13中村の連続得点で粘りを見せる日本。ブラジルのインサイドの攻撃に対して、チームで守り抜き、徐々に日本が流れを掴み始める。#8熊や#6北村の1on1から#11河村へのアシストが決まり、連続得点で55-57と2点差に。ここで#9加藤が逆転の3Pシュートを決め、残り5分4秒、58-57と逆転に成功する。ブラジルはタイムアウト後、#7GONCALVESにボールを集め、インサイドでアタックし、すぐさま逆転。その後、日本はチームで身体を張って守り抜き、緊迫した展開となる。#11河村が要所でシュートを沈め、残り1分を切り66-66の同点。日本はタイムアウト後、積極的な1on1からレイアップシュートに持ち込むもののゴールに嫌われるのに対し、ブラジルは24秒ショットクロック残り1秒で得点して、66-68。再び日本はタイムアウトを要求し、逆転を狙い残り4秒のオフェンスにかけるも、紙一重のパスが通らずミスとなる。最後、ブラジル#7GONCALVESに得点を決められ、タイムアップ。66-70、日本は接戦を繰り広げるも勝ちきれず、敗戦となった。
 
 ※主な得点者:
 日本 #11河村 20点・16リバウンド、#7田村 9点・4スティール、#6北村 8点
 ブラジル #7GONCALVES 23点(3PTS 3/5本)、#13RAMONA 23点・11リバウンド
 
 次戦、7月23日(火)18:00(現地時間)より、日本は2次ラウンド第2戦をセルビア(グループA3位)と対戦する。