ゲームレポート
カナダ |
71 |
21 |
1st |
11 |
63 |
日本 |
16 |
2nd |
20 |
15 |
3rd |
11 |
19 |
4th |
21 |
FIBA女子オリンピック世界最終予選 大会最終日。立ち上がり、先制したのはカナダ。高さのある#8と#4にボールを集め流れを掴むと、続けて#5の3Pシュートで内外バランスよく攻められ、開始3分半で0-11とリードされる。その後は一進一退の攻防を繰り広げるが、なかなか波に乗り切れず、11-21で第1ピリオド終了。第2ピリオド以降、日本はディフェンスを機能させ、相手を苦しめるも、カナダ#7の高確率な3Pシュートや24秒ギリギリでシュートをねじ込み、何度も3点差まで追い上げる日本を引き寄せない。時間との勝負となった日本は最後ファウルゲームを仕掛け、反撃のチャンスを狙うも、惜しくもタイムアップ。63-71、日本は8点差で敗れ、ロンドンオリンピック出場を逃した。
第1ピリオド、カナダは高さのある#8と#4のゴール下を連続して流れを掴むと、#5の3Pシュートが決まり、内外バランスよく攻める。開始3分半で0-11とリードされた日本はすかさずタイムアウト。タイムアウト後、日本は#13大神の連続ジャンプシュート、#12吉田のドライブで流れを取り戻すと、カナダも#13のアグレッシブな1on1で入れ返し、一進一退の攻防になる。残り3分、日本は交代してきた#8田中がすぐに3Pシュートを沈め9-15とするが、カナダも#6と#14が高確率な3Pシュートでリードを保つ。11-21、日本が10点ビハインドで終了。
第2ピリオド、立ち上がり、日本は#13大神のミドルショットが決まると、ディフェンスでは相手に思うようにプレイさせず、開始1分半で15-21と追い上げる。たまらずカナダはタイムアウトを要求すると、#7が連続3Pシュートなどで盛り返す。日本は開始4分、#7矢野選手を投入。すぐさま3Pシュートを決める活躍を見せ、チームを勢いづける。残り3分を切り、#7矢野のバスケットカウント、#5高田のレイアップシュートで3点差まで詰め寄る。しかし終盤、カナダ♯7にこのピリオド3本目の3Pシュートを決められ、31-37と6点ビハインドで前半終了。
第3ピリオド、カナダは#7の3Pシュートで好スタートを切ると、続けて#4が得点を挙げる。開始2分半、33-43となったところで日本はタイムアウト。その後、日本は#5高田が得点挙げると、カナダも高さを生かしたインサイドを中心に攻め、点の取り合いが続く。終盤、日本は#13大神が果敢にゴールへアタックし、相手のファウルを誘い、じわじわ追い上げる。最後、#12吉田のアシストから#6間宮がブザービートを沈め、42-52、日本10点ビハインドで最終ピリオドへ。
第4ピリオド、開始早々、#8田中がテンポよく連続3Pシュートを沈め、開始1分23秒で47-52と5点差まで追い上げる。たまらずカナダはタイムアウトを取るが、日本の勢いは止まらず、激しいディフェンスから#5高田と#6間宮がゴール下で加点していく。だがカナダも#7の3Pシュートや#12のシュートが決まり、なかなか追いつくことができない。時間との勝負になった日本はファウルゲームを仕掛け、早い攻めでシュートを狙うも、惜しくもタイムアップ。63-71、日本は8点差で敗れ、オリンピック出場権を逃した。