ゲームレポート
チェコ(グループB1位) |
53 |
17 |
1st |
4 |
47 |
日本(グループA2位) |
12 |
2nd |
14 |
14 |
3rd |
13 |
10 |
4th |
16 |
FIBA女子オリンピック世界最終予選は大会第5日目、運命のオリンピック出場権を賭けた大一番、準々決勝vsチェコ戦。立ち上がり、日本は相手の高さのあるブロックに阻まれ、ミスが続き苦しくなる。その間、チェコは#9を起点に内外バランスよく攻め、開始3分で0-11とスタートダッシュに成功する。その後、互いにミスが多く、得点が伸び悩み、18-29と日本は11点ビハインドで終了。後半に入り、日本は前半から好調の#10藤原が3本目の3Pシュートでリズムを変えると、続けて個々の1on1から相手のファウルを得て、残り2分42秒に7点差まで追い上げる。だがなかなか追いつくには至らない日本。31-43で迎えた最終ピリオド、早々に#7矢野と#8田中を投入。するとすぐに#8田中がテンポ良く連続で3Pシュートを決めて流れを呼び込み、一時3点差まで詰め寄る。だが終盤、日本はチェコにリバウンドを支配され、日本ボールにならず。結局47-53、日本は惜しくも6点差で敗れた。残りの1枠の出場権を賭けて、準決勝に進む。
第1ピリオド、日本は果敢にドライブでゴールへ攻めるも、ことごとくチェコの高さのあるブロックにシュートを阻まれ、ミスが続く。一方のチェコは、#9を起点に内外バランスよくパスを回し、#15や#13のミドルショットで得点を重ね、開始3分で0-11とリードを奪われる。たまらず日本はタイムアウトを要求するも、なかなか自分たちのリズムを掴めず、残り4分まで無得点と苦しくなる。その後も、ディフェンスで粘るが、得点に結びつかず、4-17とチェコに大きくリードされ終了。
第2ピリオド、立て直したい日本はディフェンスのプレッシャーを強め、早い展開から#6間宮のミドルシュート、#8田中の3Pシュートが決まり、開始4分半で11-19とじわじわと追い上げる。一方のチェコは、出だしこそミスが続き得点が止まるも、#15と#11の連続3Pシュートなどで主導権を譲らない。残り2分、粘りたい日本は速攻からシュートチャンスをつくると、#10藤原が2本連続で3Pシュートを沈め、流れを引き寄せる。しかしなかなか点差は縮まらず、18-29、日本は11点ビハインドで前半を折り返す。
第3ピリオド、ここで引き離されたくない日本だが、チェコは内外バランスよく攻める。対する日本は、序盤こそミスが続くも、残り5分を切り、#10藤原がこの試合3本目の3Pシュートで決め、ここから日本のリズムが変わる。その後、個々のアブレッシブな1on1から、#11木林、#13大神、#6間宮が相手のファウルを誘い、フリースローをしっかりと沈め、残り2分42秒で37-30と7点差まで追い上げる。だが、チェコも#9の3Pシュートなど、苦しい場面を乗り切る。31-43、点差は縮まらず、最終ピリオドへ。
第4ピリオド、立ち上がり、日本は#6間宮がポストから1on1を仕掛け、バスケットカウントを沈めると、続けて相手からファウルを得て、開始1分で35-43とする。しかしチェコも#10が入れ返し、思うように点差は縮まらない。ここで日本は、#7矢野、#8田中を投入し、勝負に出る。するとその起用が的中し、激しいディフェンスから速い展開に持ち込み、良い流れで#8田中が連続3Pシュートを沈める。勢いに乗った日本は、続けて#11木林がシュートをねじ込み、開始4分で43-46、ついに3点差まで詰め寄る。その後は互いに一歩も譲らない攻防を見せるが、終盤、チェコは高さを生かしたリバウンドでボールを維持され、日本へチャンスを呼び込めずタイムアップ。47-53、運命の決戦は日本が惜しくも6点差で敗れた。
次戦、日本は、30日(土) 18:00(日本時間1日0:00)より韓国と準決勝を対戦する。