第33回女子ウィリアム・ジョーンズカップ

試合日程・結果GAME

女子 第3戦日本 vs 三星生命

試合データ
開催場所チャイニーズ・タイペイ 台北体育館 コミッショナー 
試合区分女子 第3戦 主審Hsien Ming Huang
開催期日2011(H23)年08月03日(水) 副審Yuang-Yung, Chu、Ming-Ling, Chen
開始時間/終了時間17:00/19:00
ゲームレポート
日本 61 17 1st 12 56 三星生命
13 2nd 21
12 3rd 6
19 4th 17
第33回女子ウィリアム・ジョーンズカップ、大会4日目。日本の第3戦の相手は、韓国の三星生命。序盤から激しいラリーが続き、前半は30-33の3点ビハインドで終了する。後半に入り、三星生命はゾーンとマンツーマンディフェンスで変化をつけ、日本のミスを誘うが、日本も個々が自分の役割を果たし応戦する。最後の最後までどちらに転ぶかわからない試合展開となるも、冷静にゲームをコントロールした日本が61-56で勝利を収めた。
 
 第1ピリオド、開始早々、三星生命#11、#10の3Pシュートで先制される。だが日本はも#5冨崎、#14大沼が2本ずつ、4連続3Pシュートを決め応戦。その後、三星生命はスクリーンを多用したモーションオフェンスでなんとかチャンスを作るが、スコアを伸ばせない。その間、日本は#14大沼、#5冨崎のコンビネーション、#8中畑のブレイク等で得点し、17-12の5点差で終了。
 
 第2ピリオド、日本は#9林、#4藤吉、#14大沼、#11牛田、#10森でスタート。立ち上がり、三星生命はゾーンディフェンスに変え、プレッシャーを強める。それに対し、日本は#9林の3Pシュートが決まるものの、その後得点が伸びず一進一退の攻防となる。その後、三星生命は#7のドライブや#10の3Pシュートを決めるが、日本も#14大沼の3Pシュートで対抗し、30-33、3点ビハインドで前半終了。
 
 第3ピリオド、日本のスタートは#8中畑、#4藤吉、#14大沼、#10森、#5冨崎。三星生命はゾーンやマンツーマンでディフェンスで変化をさせながら、日本を苦しめるが、日本は#8中畑、#5冨崎、#11牛田がシュートを決め、なんとか三星生命に食らいつく。残り2分、#10森のフリースローをきっかけに#4藤吉の3Pシュート、#8中畑のジャンプシュートで42-39と逆転に成功し、最終ピリオドへ。
 
 第4ピリオド、日本のスタートは#8中畑、#7田中、#4藤吉、#10森、#5冨崎。出だし、三星生命の連続3Pシュートが決まり嫌なムードになるが、日本は#5冨崎と#10森が、#8中畑との積極的なピックスクリーンプレイに成功すると、続けて#14大沼も体を張ったポストプレイで奮闘。さらには、#5冨崎がこの試合3本目の3Pシュートを決める。一方、三星生命もインサイドや3Pシュートで確実に得点を重ね、53-56の3点差まで追い上げる。ここで日本はタイムアウト。その後、日本は息を吹き返し、#8中畑のジャンプシュート、#10森のポストプレイがファウルを誘い、フリースローを2本沈める。残り55秒で1点リードの日本は、#8中畑の活躍で最後までリードを守り抜き、61-56。日本が接戦を制し、2勝目を挙げた。
 
 三星生命の多用なスクリーンやマッチアップゾーンに苦しむも、事前のミーティングや練習での約束事を選手が実戦し、三星生命を50点台に抑えることが出来た。途中、#5冨崎が退場する場面では、会場から大きな拍手が起こり、また観客の応援も後押して大きな白星となった。
 
 次は、8月4日(木)17:00(日本時間18:00)より、インド代表と今大会最終戦を戦う。