第33回女子ウィリアム・ジョーンズカップ

試合日程・結果GAME

女子 チャイニーズ・タイペイ vs 日本

試合データ
開催場所チャイニーズ・タイペイ 台北体育館 コミッショナー 
試合区分女子 主審Moon Suk Jin
開催期日2011(H23)年07月31日(日) 副審Mecky Fredrick Lobo TIEN , Hsiao-Lun
開始時間/終了時間18:30/20:30
ゲームレポート
チャイニーズ・タイペイ 72 22 1st 11 62 日本
20 2nd 15
10 3rd 21
20 4th 15
第33回女子ウィリアム・ジョーンズカップ、初戦。ホームのチャイニーズ・タイペイとの対戦は、序盤、日本は相手の徹底的なインサイドの攻撃を抑えることが出来ず、26-42と大きくリードされ前半終了。後半、日本はディフェンスのプレッシャーを強め、第3ピリオド終了には5点差まで詰め寄るが、逆転には至らず、62-72でタイムアップ。日本の初戦は黒星スタートとなった。
 
 第1ピリオド、開始早々、チャイニーズ・タイペイの#15、#8に立て続けにインサイドで攻められ、0-9と先行される。たまらず日本はタイムアウトを要求。タイムアウト後、日本は#4藤吉、#10森がジャンプシュートを決め、初得点。その後、チャイニーズ・タイペイはフルコートの2-2-1ディフェンスを仕掛け、攻守ともに手を緩めない。日本は#5富崎、#11牛田のジャンプシュート、#8中畑の3Pシュートで何とか得点するも、11-22。11点ビハインドで終了。
 
 第2ピリオド、立ち上がり、日本は#8中畑、#7田中、#4藤吉、#11牛田、#5冨崎でゲーム再開。日本は#5冨崎のジャンプシュートや、#4藤吉がドライブで相手のファウルを誘い、フリースローで得点する。だが、相手の徹底的なインサイドの攻撃を止めることができず、なかなか差が縮まらない。20-35となったところで日本はタイムアウトを取り、2-3ゾーンディフェンスに変える。するとチャイニーズ・タイペイの流れが悪くなる。その間、日本は#11牛田、#7田中が3Pシュートを決めるが、26-42、16点差を追う展開のまま、前半終了。
 
 第3ピリオド、日本は#8中畑、#7田中、#4藤吉、#10森、#5冨崎でスタート。日本はディフェンスのプレッシャーを強め、相手のミスを誘う。またオフェンスでは#7田中、#5冨崎のジャンプシュート、#4藤吉のブレイクで得点し、32-44となったところでチャイニーズ・タイペイのタイムアウト。その後、チャイニーズ・タイペイはインサイドで攻めてくるが、日本の堅い守りに阻まれ、思うように点数は縮まらない。その間、日本は#7田中の3Pシュートや#5冨崎のゴール下でスコアを伸ばし、47-52の5点差まで追い上げ終了。
 
 第4ピリオド、日本のスタートは#9林、#7田中、#14大沼、#11牛田、#5冨崎。逆転のチャンスを伺う日本だが、攻撃の決め手がなく、得点に繋がらない。その後、再び2-3ゾーンディフェンスに変えるも、チャイニーズ・タイペイはインサイドプレイやミドルシュートを確実に沈め、残り5分で49-63と差が開く。なんとか追い上げたい日本は、#14大沼や#5冨崎を中心に反撃、残り1分で60-68の8点差まで詰め寄る。最後、3Pシュートで逆転を試みるが、追い上げには至らず。62-72、日本は黒星スタートとなった。
 
 第33回ウィリアム・ジョーンズカップ初戦、チャイニーズ・タイペイとの一戦は、ホームである台湾の勢いに圧倒され、前半出遅れる。しかし後半、ほぼ互角の戦いを見せるも、インサイドのファウルトラブルやシュートセレクトの判断力等が課題に感じた。また、交代で入る選手の得点力にも期待したい。
 
 次は、8月2日(火)にユニバーシアード チャイニーズ・タイペイ代表と対戦する。相手は、速い攻撃とシュートエリアの広いチームのため、積極的にディフェンスから仕掛け、初勝利を狙う。