ゲームレポート
日本 |
89 |
18 |
1st |
18 |
70 |
レバノン |
24 |
2nd |
16 |
26 |
3rd |
18 |
21 |
4th |
18 |
第34回男子ウィリアム・ジョーンズカップは大会最終日。休息日を開けた日本はレバノンと対戦。ディフェンスからターンオーバーを誘い、日本の連続得点でスタート。その後は、ミスやファウルで得点を許して一進一退となり18-18、同点で第1ピリオド終了。第2ピリオドに入り、リバウンドを起点にしながら日本は流れをつかみ、42-34とリードして前半終了。後半に入るとさらに勢いを増した日本は、相手に思うように攻めさせず点差を離す。日本ペースのまま試合は進み、89-70で最終戦を勝利で終えた。今大会、日本の最終成績は6位(3勝5敗)。チームは明日、帰国の途につく。
第1ピリオド、最終戦の先発は#8太田、#9栗原、#10竹内(公)、#11桜井、#14金丸。#11桜井の3Pシュートで先制。リバウンドを下げた相手のボールを#9栗原がもぎ取り、#11桜井がパスカットするなどディフェンスでボールを奪い、好ディフェンスを見せる。しかし日本は、不用意なパスミスや不本意なファウルコールが続き、残り2分にはレバノン#9に3Pシュートを決められ14-15と逆転される。その後は一進一退の中、ラストシュートを決めたい日本だったが、#14金丸がボールをハンブルして相手に速攻を許し、18-18同点で第1ピリオド終了。
第2ピリオド開始早々、レバノン#15FAMOUSにバスケットカウントを決められるも、その後はリバウンドを奪って相手の流れを切り、日本は得点を重ねる。#5ヒンクリーからゴール下で待つ#10竹内(公)へのパスが高くなり、弾いたボールがネットを通過するラッキーなポイントもある中、流れを呼び寄せた日本。その後もコンスタントにシュートを決め、42-34と8点リードで後半へ。
第3ピリオド、日本は#8太田がオフェンスリバウンドを拾い、#14金丸がシュートを沈め、44-34と10点差にしてスタート。#9栗原の連続得点でさらに点差を開く。リバウンド争いのファウル等で相手にフリースローを与えるも、日本のディフェンスは良く、思うように攻撃をさせない。レバノンに点差を詰めるべく3Pシュートを単発で決められるも、日本は攻守ともにリバウンドを起点としてペースをつかみ、危なげない試合展開でリードを開く。最後は#13渡邉が3Pシュートを決め68-52、16点差とし最終ピリオドへ。
第4ピリオド、#13渡邉の2本と#9栗原による3連続3Pシュートが決める。その後、レバノンに2連続得点を許し、77-61と15点差にされると、日本はすぐさまタイムアウトを要求。この試合、鈴木ヘッドコーチは試合中もコートに向かって細かく指示を出し、その通りのパフォーマンスを選手たちが示したことで点差が離れていく。残り3分、#10竹内(公)が豪快にねじ込みバスケットカウントを決め、日本のリードを20点にする。最後は全員を出場させ、89-70で最終戦を勝利し、今大会を終えた。
この結果により、最終成績は3勝5敗となり同率で並ぶレバノンとの直接対決に勝利したことで6位となった。日本は今大会で得た反省点を活かし、9月14日(金)より大田区総合体育館で始まる第4回FIBA ASIAカップへ臨む。