ゲームレポート
日本 |
85 |
20 |
1st |
14 |
50 |
チャイニーズ・タイペイB |
20 |
2nd |
10 |
22 |
3rd |
15 |
23 |
4th |
11 |
第34回男子ウィリアム・ジョーンズカップ第3戦はチャイニーズ・タイペイBと対戦。ここまで両チームとも白星がなく、互いに初勝利へ向けた一戦となる。日本の先発は大学生5人。思い切り良くプレイする若手選手たちは、自ら流れを掴んで一気に日本ペースの展開に持ち込む。ディフェンスでは、スティールを狙いながら積極的に当たっていき、相手に思うような攻撃機会を与えず、40-24と点差を突き放して前半終了。後半に入ってもその勢いは止まらず、最終ピリオドも大学生5人がコートに立ち、タイムアップ。85-50で勝利し、今大会1勝目を挙げた。若いチームゆえに、この勢いに乗って、明日からの巻き返しに期待したい。
第1ピリオド、大学生を主体としたチャイニーズ・タイペイBに合わせるように、日本も#6比江島、#12永吉、#16田中、#17張本、#18橋本の大学生5人を先発に器用。#16田中のミドルシュートで先制すると、オフェンスは思い切り良く攻め込み、ディフェンスは昨日のイラン戦同様に激しくスティールを狙いながら、一気にリズムを掴んだ日本。途中交代で入った#9栗原も3Pシュートを決めて活躍し、20-14と7点リードし幸先良いスタートを切る。
第2ピリオド、日本は#12永吉がインサイドを攻めてバスケットカウントをもらうと、続けて#9栗原が2本目の3Pシュートを決め、さらに#14金丸、#12永吉のバスケットカウント3点プレイで点差を離す。一方のチャイニーズ・タイペイBは、#52SUNGのリバウンドショットで加点し、さらにゴール下でのファウルからフリースローを得る。しかし日本は、このピリオドで10点しか許さず、40-24と点差を離して前半終了。
第3ピリオド、序盤から3連続得点を奪い、さらに点差を引き離す日本。相手にはタフシュートを決められ、ファウルで止めてしまいフリースローで加点される。しかし日本のオフェンスは、相手を翻弄して次々と得点を挙げる。#6比江島、#13渡邉がインサイドをうまく使い、その期待に応えるように#18橋本が連続得点。62-39、23点リードして第3ピリオド終了。
第4ピリオド、果敢にインサイドに切れ込んだり、ポストプレイで勝負する日本に対し、相手はファウルで止めるしかなく、フリースローでの得点が続く。その間にもチャイニーズ・タイペイBはチームファウル5つとなり、さらにフリースローで得点を重ね、5分を過ぎる前に、日本は72-40と32点差とする。その後、速攻を出し合う落ち着かない展開となる中、相手に連続得点を奪われる。しかし、この悪い流れを、#16田中の3Pシュート、#17張本のバスケットカウントで、コートに立つ大学生5人でしっかり立て直す。最後はショットクロック24秒間際で放った#12永吉の3Pシュートが決まり、85-50で快勝。今大会初勝利を挙げた。
次戦、日本は8月21日(火)17:00(現地時間)より、ヨルダンと対戦する。