第33回男子ウィリアム・ジョーンズカップ

試合日程・結果GAME

男子 予選ラウンド韓国 vs 日本

試合データ
開催場所チャイニーズ・タイペイ 新荘体育館 コミッショナー 
試合区分男子 予選ラウンド 主審Abed Almunsen Ibrahim
開催期日2011(H23)年08月09日(火) 副審GOH,Poh-Seng , WU,Ying-Wei
開始時間/終了時間17:00/
ゲームレポート
韓国 69 17 1st 16 67 日本
25 2nd 18
22 3rd 19
5 4th 14
第33回男子ウィリアム・ジョーンズカップ第4戦。前日、待望の初勝利を挙げた日本。FIBA ASIA選手権を見越し主力選手を多く含める韓国に臆することなくぶつかる日本。正確で緻密な韓国バスケットを厳しいディフェンスで得点を抑えて勢いを断つ。日本はこの日から初出場した#7太田、#9正中を筆頭に全員がアタックし、一時二桁あった得点差をじりじりと詰めていく。第4ピリオド、韓国の得点を5点に抑え、同点の場面を迎えるも最後は決められず万事休す。67-69で日本は惜しくも敗れた。
 
 第1ピリオド、#14荒尾のシュートで日本が先制。その後日本は立て続けのファウルに苦しみながらも厳しいディフェンスから確実に得点につなげる。対する韓国は#12KIMが得点を稼ぐ。互いに決め合いとなるが、日本は#4岡田、#9正中と#9太田の合わせなどで着実に加点し、16-17で第1ピリオド終了。
 
 第2ピリオドに入ると日本のディフェンスが緩んで失点が増え、開始4分には18-27と9点差をつけられる。しかしその後、日本は#10松井の3Pシュート2本と、#16ヒンクリーのオフェンスリバウンド飛び込みからファウル得て、残り3分に28-30と2点差まで戻すが、その後立て続けにファウルを犯してフリースロー等で失点し、再び点差が広がる。結局34-42で前半終了。
 
 第3ピリオド、開始早々の失点で34-44と2桁得点差がつくが、日本は#11西村、#7太田の得点で突き放されることなくついていく。その後#16ヒンクリー、#15鎌田が相次いでオフェンスリバウンドを押し込むと俄然日本が勢いづき、#9正中の連続得点で49-55と6点差まで詰める。その後も速攻や#7太田がバスケットボールカウントを得て、韓国ゴールに襲い掛かり、日本が試合の主導権を握る。しかしボーナススローを決められずに53-64の11点差で第3ピリオド終了。
 
 第4ピリオドに入っても日本の猛攻が続き、#15鎌田、直後にスティールから#9正中が決め、さらに#4岡田の3Pシュートで開始3分、60-66まで追い上げる。すると韓国はここまで温存していた221cmの#13Haを投入するが、それでも日本の激しいディフェンスと全員リバウンドの前に得点を封じられる。残り4分、#6Yangの3Pシュートが約4分ぶりに決まり、62-69。その後必死のディフェンスで韓国の得点を完封しながら、#8酒井のドライブから#7太田のジャンプシュート、そして#10松井の3Pシュートで、残り1分、67-69と2点差に。直後にスティールから#8酒井の速攻で同点の機会を迎えるがこのシュートは惜しくも落ちる。残り18秒。タイムアウトで一旦切り替え、最後のオフェンスにかける日本。#9正中のシュートで同点を狙うが決まらない。即座に#7太田がファウルで止め、残り0.56秒、韓国スローイン。必死のディフェンスもスローインとともにブザーが鳴り万事休す。67-69で日本は惜敗し、通算成績1勝3敗となった。
 
 日本は次戦、8月10日15:00から、ヨルダンと対戦する。