ゲームレポート
カナダ |
84 |
23 |
1st |
20 |
77 |
日本 |
17 |
2nd |
31 |
28 |
3rd |
12 |
16 |
4th |
14 |
第2回FIBA U-17女子バスケットボール世界選手権大会は大会最終日。日本は銅メダルを賭けて、カナダと対戦。序盤、カナダは高さを生かした#14、#15、#12のポストプレイやリバウンドショットで加点する。一方の日本は立ち上がりこそロースコアとなるが、#4中村を中心に応戦し、20-23で第1ピリオドを終了する。第2ピリオドでは、#5畠中の3Pシュートを皮切りに連続得点を挙げ、一気に逆転に成功、51-40と大きくリードして折り返す。しかし後半、日本がカナダの高さを生かした攻撃を抑えられず逆転を許すと、そこからカナダを日本が追いかける形で試合が進んでいく。第4ピリオド残り43秒、日本#8山田の3Pシュートで3点差まで詰め寄り逆転のチャンスを伺うが、時間は過ぎタイムアップ。77-84で惜敗し、銅メダル獲得は叶わなかった。
第1ピリオド、日本のスタートは#4中村、#5畠中、#6馬瓜、#8山田、#11井澗。カナダは、開始早々から高さを生かした#14、#15、#12のポストプレイやリバウンドで攻めてくる。一方、日本は硬さからかシュートが決まらず、苦しい展開。しかし、この大会好調の#4中村のドライブインで相手のファウルをもらい、バスケットカウントを決める。そこから、日本のオールコートプレスが機能し始め、リズムを掴む。最後は#4中村のフリースローで加点し、20-23と3点ビハインドで終了。
第2ピリオド、日本は#5畠中の3Pシュート、#6馬瓜のフリースロー、#4中村と#11井澗のジャンプシュートと次々とシュートが決まり、開始5分で33-29と逆転に成功する。一方、カナダはリバウンドからのシュートや、#4のジャンプシュートやバックドアプレイで得点を重ねていく。しかし日本の勢いは止まらず、#9宮崎のレイアップシュート、#8山田と#5畠中の3Pシュート、#4中村のバスケットカウントで完全にペースを掴む。51-40、日本が一気に突き放し、前半終了。
第3ピリオド、カナダは#9、#12、#14のインサイドを使ってポストプレイで攻めてくる。一方の日本は疲れからか足が止まりはじめてくるが、#9宮崎が3Pシュート、レイアップシュートと気を吐き、さらに#6馬瓜も合わせからジャンプシュートを決める。だが終盤、カナダの高さを使った攻撃が止められず、63-68と逆転を許して最終ピリオドへ。
第4ピリオド、追い上げたい日本は、#7永井の3Pシュートを皮切りに、#4中村のバスケットカウント、#7永井のドライブに合わせて#6馬瓜がジャンシュートを沈め、じわじわと点差を詰める。だが、カナダも簡単には主導権を譲らず、#12を中心にインサイドを攻め、加点していく。追いかける形になった日本は、残り43秒、#8山田の3Pシュートが決まり、77-80の3点差まで詰めたが、追い上げもここまで。最終的に77-84で敗れ、惜しくもメダル獲得にはならなかった。
女子アンダーカテゴリー史上、初の世界4強入りを果たした女子U-17日本代表チームは、前回大会から順位を一つ上げ、第4位で終了。同チームは8月28日(火)日本へ帰国する。