ゲームレポート
日本 |
92 |
17 |
1st |
16 |
71 |
ブラジル |
30 |
2nd |
21 |
19 |
3rd |
22 |
26 |
4th |
12 |
第2回FIBA U-17女子バスケットボール世界選手権大会が開幕。日本の初戦の相手は高さのあるブラジル。立ち上がり、互いに初戦の硬さが見られ、なかなか先制点が決まらない。日本はこの均衡した状況を#4中村が破り、徐々に自分たちのリズムを掴む。一方、ブラジルもセットプレイから対抗するが、47-37と10点差をつけ前半終了。後半に入っても、先をいく日本をブラジルが追いかける形で試合が進むが、第4ピリオドに入るとブラジルが失速する。その間、日本は#9宮崎や#8山田の3Pシュートらで一気にリードを広げ、92-71と全員出場を果たした日本が快勝した。
第1ピリオド、日本のスタートは#4中村、#5畠中、#6馬瓜、#8山田、#11井澗に対し、ブラジルは#6、#7、#8、#12、#15。互いにマンツーマンディフェンスで始まる。立ち上がり、初戦からか入りが硬く、なかなか先制点が決まらない。この均衡を破ったのは、日本#4中村の速攻からのレイアップシュート。その後もディフェンスから良いリズムでオフェンスにつなげ、得点を重ねていく。日本は#8山田から#9宮崎、#11井澗から#7永井に交代し、フルコートでプレッシャーをかける。だがブラジルもセットプレイで対抗し、17-16とわずかに日本がリードして終了。
第2ピリオド、日本は#8山田のジャンプショットで良いスタートを切ると、その後すぐにフルコートプレスで連続得点を挙げ、一気に7点リードに広げる。しかしブラジルも、スクリーンからのセットプレイ、#7のドライブで応戦する。その後、日本は#4中村のハイポストからのドライブ、#6馬瓜のポストプレイで得点すると、ブラジルもディフェンスでプレッシャーをかけ始め、速攻からのレイアップで追い上げる。だが日本は#5畠中、#11井澗の連続3Pシュートで引き離し、47-37と10点差をつけ終了。
第3ピリオド、日本はフルコートでプレッシャーをかけ続け、相手のガード陣を苦しめる。しかしその苦しい状態でも、ブラジル#7が強引にドライブで突破して加点していく。一方の日本は、#4中村のハイポストからのドライブを得点源に、#11井澗が調子を上げて得点にしていく。ただ、ブラジルもハーフコートでディフェンスプレッシャーを強め、速攻に持ち込み追い上げる。66-59、日本がリードを保ち終了。
第4ピリオド、日本は#6馬瓜のポストプレイ、#9宮崎の速攻からのレイアップシュートが連続で決まり、15点差に広げる。ブラジルも#15のポストプレイや#4のドライブで対抗するが、日本のフルコートのディフェンスプレッシャーが効いて攻めあぐねる。その間、日本は#9宮崎や#8山田の3Pシュート、#7永井のジャンプショットで得点を重ねる。残り4分を切り、ブラジルは集中力が切れ、ミスを繰り返す。残り2分、日本は控えのメンバーを送り込み、ディフェンスで粘り強く守る。最終的に92-71で日本が勝利し、白星スタートとなった。
次戦、8月18日(土)19:00(現地時間)より、予選ラウンド(グループB)第2戦をオランダと対戦する。