第25回FIBA ASIA女子バスケットボール選手権大会
  (兼 第17回FIBA女子バスケットボール世界選手権大会 アジア地区予選)

試合日程・結果GAME

【女子 決勝】日本 vs 韓国

試合データ
開催場所タイ・バンコク Bangkok Youth Centre コミッショナーMUONGMEE Pratoom
試合区分女子 決勝 主審BENDKE Snehal
開催期日2013(H25)年11月03日(日) 副審LIM Sok Hoon, PASCUAL Ferdinand
開始時間/終了時間18:00/19:30
ゲームレポート
日本 65 19 1st 11 43 韓国
18 2nd 5
11 3rd 18
17 4th 9
第25回FIBA ASIA女子バスケットボール選手権大会は最終日(第8日目)。ここまで無敗の6連勝、9年ぶりに決勝の舞台へ進んだ日本は金メダルを賭けて韓国と対戦。立ち上がりこそ、互いに激しい守り合いとなり、ロースコアな展開となるが、日本は#12吉田を起点に、#10渡嘉敷と#6間宮が得点を挙げ、リードを奪う。その後も韓国の攻撃を封じ込め、37-16と21点差をつけて前半終了。後半に入っても、日本の勢いは止まらず、インサイドにボールを集めて得点し、一時26点差に。しかしここから韓国はオールコートプレスからトラップを仕掛けてくると、日本は連続ミスから8連続得点を許し、44-34の10点差まで追い上げられる。最終ピリオド、日本は再び固い守りから#6間宮、#10渡嘉敷が得点を重ねてリードを伸ばし、試合終了。65-43と22点差で快勝し、43年ぶり2回目の優勝を成し遂げた。
 
 第1ピリオド、立ち上がり、互いに守り合いとなり、ロースコアな展開となる。日本は#10渡嘉敷が相手の激しいマークにあいながらもインサイドで奮闘、さらに#6間宮との合わせのプレイでリードを奪う。対する韓国は、シュートの決定率に欠け、開始6分間で#5の3Pシュートのみ。しかし残り4分を切り、#15SINの連続ミドルショット、#12PARKの得点で9-9の同点に追いつく。終盤、日本は#10渡嘉敷のインサイド、#8宮元の3Pシュート、#12吉田のバスケットカウントと4連続得点でリードを広げ、第1ピリオド終了。
 
 第2ピリオド、開始1分、日本は#10渡嘉敷がオフェンスリバウンドからゴールを沈め、21-11と10点差にすると、合わせのプレイから#6間宮が連続得点、#12吉田がクラッチシュート、#7櫻木の3Pシュートと、一気にリードを広げる。すかさず韓国は前半2回目のタイムアウトを要求するが、日本は執拗なディフェンスで相手に得点を与えず、じわじわと引き離す。終盤には#6間宮のバスケットカウントが決まるなど、日本の勢いは止まらず、37-16と韓国を5点に抑え、前半終了。
 
 第3ピリオド、勢いの止まらない日本は#10渡嘉敷、#12吉田による4連続ゴールが決まり、開始4分で44-18と26点差をつける。しかし韓国がオールコートプレスからトラップを仕掛けてくると、日本は立て続けにターンオーバーを犯し、韓国#12、#10の効果的な3Pシュートら#10渡嘉敷8連続得点で、残り48秒に44-34の10点差まで詰め寄られる。しかし最後、日本は#6間宮のターンシュート、#12吉田の1パス速攻から#7櫻木のシュートが決まり、48-34と14点差で最終ピリオドへ。
 
 第4ピリオド、追い上げを図りたい韓国はディフェンスプレッシャーを強めてくるが、日本は#12吉田を起点に冷静にオフェンスを展開し、#10渡嘉敷のゴール下、#6間宮のバスケットカウントらでリードを伸ばす。残り5分4秒、60-43となったところで韓国は後半3回目のタイムアウト。しかしその後も日本は粘り強いディフェンスをし続け、相手に得点を与えず、最後は日本#8宮元の3Pシュートで止めをさす。65-43、日本は23点差で勝利し、43年ぶり2回目の優勝を果たした。
 
 ハヤブサジャパン 女子日本代表チームは、明日、日本へ帰国する。