ゲームレポート
日本 |
78 |
24 |
1st |
20 |
71 |
韓国 |
10 |
2nd |
14 |
15 |
3rd |
13 |
20 |
4th |
22 |
9 |
OT1 |
2 |
第25回FIBA ASIA女子バスケットボール選手権大会は第3日目。予選ラウンド第3戦の相手は、同じく開幕2連勝中の韓国。序盤から激しい攻防を繰り広げた一戦は、序盤に日本が主導権を握ると、#10渡嘉敷がオフェンスリバウンドから得点を量産し、リードを広げていく。しかし韓国も簡単には引かず、#5LEEを軸にインサイド陣の高確率なミドルシュートなどで加点し、食らいつく。第4ピリオド残り1分半を切り、韓国#10BEONの連続3Pシュートで猛追にあうが、日本は残り9.6秒に#10渡嘉敷がフリースローを2本沈め、今大会初の延長戦へ。延長に入っても、日本は#10渡嘉敷の活躍が光り、セカンドチャンスから得点を挙げる。最後は#12吉田のドライブインが決まり、勝負あり。78-71で宿敵韓国を撃破し、開幕3連勝とした。
第1ピリオド、開始早々、韓国に先制点を許すが、すぐさま日本も#13大神のドライブから#8宮元が3Pシュートを入れ返し、良いスタートを切る。その後、韓国の攻撃の要である#5LEEに3Pシュート、#15SINにミドルショットを決められ、再びリードを奪われるが、日本は#12吉田を起点に#8宮元の3Pシュート、#10渡嘉敷のオフェンスリバウンドからの得点で食らいつく。残り1分を切り、日本は#10渡嘉敷のインサイドプレイ、最後は#12吉田の速攻からのレイアップシュートが決まり、24-20と日本がリードして終了。
第2ピリオド、日本は高さのある#10渡嘉敷がインサイドで加点し、リードを伸ばす。しかし開始3分が過ぎ、日本の得点が伸び悩み、我慢の時間帯となると、その間、韓国は#9YANG、#15SINのインサイド陣が奮闘し、確実にシュートをねじ込む。残り3分40秒、32-29と3点差に詰め寄られたところで日本はタイムアウト。しかしその後もシュートを決めきれない日本は、韓国のパワフルなプレイに押され、34-34と同点に追いつかれ、前半終了。
第3ピリオド、激しい攻防が続く中、日本は#12吉田の3Pシュート、インサイドの#10渡嘉敷と#6間宮のラインから連続得点が決まり、リードを譲らない。その後、韓国にスクリーンプレイからノーマークで得点をされ、残り4分30秒に42-44で逆転されるも、すぐさま日本は#8宮元が3Pシュートを沈め、対抗する。終盤、韓国は3-2ゾーンで流れを変えようとするが、日本は内外バランスよくパスを回して得点を挙げ、49-47、2点リードで最終ピリオドへ。
第4ピリオド、開始早々、韓国#9YAMG、#15SINにゴール下シュートをねじ込まれ逆転されるが、日本も#12吉田の鋭いドライブからバスケットカウントを沈めるなど、すぐに入れ返し、リードを守り抜く。残り4分で3点リードと緊迫した試合展開が続くが、日本は#8宮元の3Pシュート、#12吉田のバスケットカウントでリードを譲らない。しかし残り1分21秒、67-62で韓国はタイムアウトを要求すると、再開後、韓国#10BEONに連続で3Pシュートを許し、残り44.4秒、67-68と逆転される。追いかける展開となった日本は後半3回のタイムアウトを全て使い切り、残り9.6秒、#10渡嘉敷が1on1からファウルをもらい、フリースローへ。そのフリースローを2本沈めて69-69、今大会初の延長戦に突入する。
延長、日本は#10渡嘉敷がインサイドプレイで得点を挙げると、続けて#8宮元の3Pシュートでチームを活気づけ、流れを引き寄せる。一方の韓国は個々のアグレッシブなインサイドドライブから日本のファウルを誘い、フリースローを得るものの、そのフリースローを確実に決めきれず。逆に日本は#10渡嘉敷がオフェンスリバウンドをもぎ取り、大車輪の活躍を見せる。最後は#12吉田のドライブインからクラッチシュートを沈め、勝負あり。78-71、日本は大接戦を制し、3連勝とした。
次戦、10月30日(水) 16:00(日本時間18:00)より、日本は予選ラウンド第4戦をインドと対戦する。