ロゴ 第22回FIBA ASIA U-18男子バスケットボール選手権大会

試合日程・結果GAME

【男子 3位決定戦】イラン vs 日本

試合データ
開催場所Buyant-Ukhaa Arena(モンゴル・ウランバートル) コミッショナーIgmidio Reyes
試合区分男子 3位決定戦 主審Yevgeniy MIKHEYEV
開催期日2012(H24)年08月26日(日) 副審Glenn S. Cornelio CORNELIO
開始時間/終了時間18:00/19:30
ゲームレポート
イラン 87 31 1st 14 83 日本
18 2nd 32
21 3rd 17
17 4th 20
第22回FIBA ASIA U-18男子バスケットボール選手権大会は、大会最終日。3位決定戦、勝った方がFIBA U-19世界選手権の出場権を得る大事な一戦。日本は2メートル台を4人擁し、フィジカルが強いイランと対戦。
 
 日本のスタートは、#4渡邊、#5森、#9寺園、#11成田、#14馬場。
 
 第1ピリオド、2-3ゾーンディフェンスで入る日本に対し、イランはマンツーマンでスタート。立ち上がり、イランは#8YAHCHALIが3Pシュートを決めると、連続でペリーメータージャンプシュートを決める。日本は硬さがあり、シュートにいくが入らない。開始2分27秒0-7とリードされ、日本はタイムアウト。タイムアウト後、イラン#7MASHAYEKHIに3Pシュートを入れられるものの、日本は#11成田が3Pシュートを決め、3-10とする。続けて#9寺園がゴールへ向かってフリースロー。1本決めるがここからシュートが決まらない。イランは#5FOROUTAN、#14YOUSOFCANDが高さを生かしてゴール下の争いからシュートをねじ込み、点差を広げる。日本は#4渡邊が1本返すが、残り3分10秒には6-22とイランに16点リードされる。ここから日本は#14馬場が連続得点、さらに#9寺園、#15角野が得点する。しかしイランも得点を重ね、14-31とイランに大量リードを奪われ終了。
 
 第2ピリオドに入ると、流れは日本にくる。開始早々、#14馬場がジャンプシュートを決めると、#11成田が3Pシュート、#4渡邊がジャンプシュートと続き、さらには#9寺園がドライブイン、そして#4渡邊がペイント内でターンシュートを決める。イランは#7MASHAYEKHIが3Pシュート、#12DALIRZAHAN、#11BAGHERIがリバウンドからゴール下で得点する。残り5分17秒、25-40でイランはタイムアウト。得点差はあるものの日本の勢いは止まらず、#11成田がスティールからレイアップシュートを決めると、#4渡邊がリバウンドシュートを押し込み、#11成田が3Pシュートを決める。残り3分33秒には33-42と9点差まで詰め寄る。さらに日本は#4渡邊の連続3Pシュートを含む3連続ゴール、残り48秒には#11成田が3Pシュートを決めて44-44、同点となる。46-46で残り3.4秒。イランの#5FOROUTANがベースラインドライブからバスケットカウントでダンクシュートを決める。フリースローも決めて、46-49、日本3点ビハインドで終了。
 
 第3ピリオド、出だし、イラン#7MASHAYEKHIが3Pシュートを決める。一方、日本も#14馬場がドライブインからレイアップシュートを入れ返す。点差は変わらず、一進一退の攻防が続く中、残り2分42秒、57-64とイランリードから#8YAHCHALIが3Pシュートを決めて、57-67とイラン10点リードで日本タイムアウト。日本はディフェンスを3-2ゾーンディフェンスに変える。その後は、互いに得点しあい、63-70、イラン7点リードで終了。
 
 第4ピリオド、開始早々、日本#11成田が3Pシュートを決めると、イラン#5FORUTANがリバウンドを押し込み入れ返す。だが日本は#9寺園がドライブインからスクープシュート、#4渡邊がブレイクからロールステップで相手を交わし得点する。残り7分23秒、70-72と日本は2点差まで追いつくが、ここからしばらく互いに得点が止まる。残り5分43秒には、イラン#8YAHCHALIが3Pシュートを決め、70-75で試合は終盤に。残り4分23秒、イランの攻撃、ゾーンの裏へのパスを#5FOROUTANが押し込み、70-77。すぐさま日本はバックドアプレイで#4渡邊が返し、さらに#9寺園が3Pシュートを決めて、75-77と再び2点差まで詰め寄る。しかし、ここでイラン#8YAHCHALI、#7MASHAYEKHIが連続で3Pシュートを決めて、残り2分18秒、75-83とリードを広げられる。ここで日本はタイムアウト。日本はオールコートであたり、粘ってターンオーバーを誘うと、#4渡邊が2連続でフリースローをもらい、3本決める。78-83から両チーム2点ずつ取り合い、80-85とイランリード。残り54.3秒、日本は#4渡邊が決めて82-85となる。その後、日本はディフェンスで粘ってイランのターンオーバーを誘う。そのまま#5森がゴール下でファウルをもらい、フリースロー。残り26.3秒、#5森は1投目を外し、2本目を決めて83-85。日本は一生懸命に足を使ってターンオーバーからの得点を狙うが、あと1歩でそれが出来ず、最後はファウルゲームから#12DALIRZAHANがフリースローを2本決めて83-87、残り1.8秒。#4渡邊がゴールに走る#14馬場にロングスローインをして通るが、苦しい体制からシュートを放ち、タイムアップ。83-87、日本は惜敗し、4位で大会を終了した。
 
 モンゴルのJICAの隊員たちや地元のモンゴルの人々がたくさん応援してくれる中での3位決定戦であったが、残念ながら一歩届かず、FIBA U-19世界選手権の出場権を得ることは出来ず、第4位で大会を終了した。スタッフ・選手が一つになって一生懸命頑張り、粘ってひたむきにプレイする日本チームであった。