ロゴ 第22回FIBA ASIA U-18男子バスケットボール選手権大会

試合日程・結果GAME

【男子 準々決勝】日本(E3位) vs チャイニーズ・タイペイ(F2位)

試合データ
開催場所Buyant-Ukhaa Arena(モンゴル・ウランバートル) コミッショナーIgmidio Reyes
試合区分男子 準々決勝 主審Anton KOZLOV
開催期日2012(H24)年08月24日(金) 副審Ricor BUARON, Sharad Vasant
開始時間/終了時間14:00/15:30
ゲームレポート
日本(E3位) 68 27 1st 16 67 チャイニーズ・タイペイ(F2位)
14 2nd 24
15 3rd 13
12 4th 14
第22回FIBA ASIA U-18男子バスケットボール選手権大会は、大会8日目。決勝トーナメント準々決勝の相手はチャイニーズ・タイペイ。2次リーグに続いて、さらに厳しい試合となった一戦は、立ち上がり、日本が3-2ゾーンディフェンスから自分たちの流れをつくり、#11成田の3Pシュート等でリードを奪う。第1ピリオド終了して、27-16と好調な滑り出しを見せたが、タイペイ#13HUANGが3連続リバウンドシュートを押し込まれ、ついに逆転される。しかし第2ピリオド終了間際に、日本#11成田が再逆転の3Pシュートを決めて41-40で前半終了。後半に入ると、より一層激しい展開となるが、日本は#11成田、#5森、#9寺園を中心に得点を沈め、わずかに3点リードで最終ピリオドへ。意地の張り合いを見せ、一進一退の攻防が続く。終盤、日本はタイペイ#15CHINが合わせのプレイで65-67と逆転され、日本は追う形に。残り44秒、日本はタイムアウトを要求し、ディフェンスで頑張りを見せ、残り22秒に#11成田の3Pシュートで68-67に。その後のタイペイのオフェンスでは日本#9寺園がチャージングを取り、勝負あり。最終的に68-67の1点差で勝利し、今日も選手・スタッフが一丸となって粘り我慢して戦い抜いた勝利となった。
 
 日本のスタートは、#4渡邊、#5森、#9寺園、#11成田、#14馬場。
 
 第1ピリオド、立ち上がり、日本は馬場のシュートが外れたのを、#5森がリバウンドから押し込み先制する。ディフェンスでは3-2のゾーンで入ると、すぐさまタイペイ#8LINにペネトレイトシュートを入れ返される。その後、一進一退の攻防が続くかと思われたが、日本は#11成田の3Pシュートとブレイクからレイアップシュートを皮切りに流れを呼び込むと、#14馬場がリバウンドシュート、#5森がドライブインからファウルをもらいフリースロー2本と次々と得点する。さらには、再び#11成田がドライブインからシュートが決まり、開始4分18秒で13-2と大きくリードする。するとタイペイはタイムアウトを要求し、その後は#14FANと#15CHINを中心に攻める。だが日本も引かず、#11成田と#9寺園が得点に絡んでいく。残り1分51秒、24-11と日本リードから、タイペイは#5WUが3Pシュートを決める。しかし日本も、#9寺園のドライブインからのキックアウトパスを#15角野が3Pシュートで入れ返し、日本が優位に試合を進める。残り48.5秒、オフェンスリバウンドからタイペイ#12LEEがファウルを誘い、フリースローを2本決める。しかし日本は良い立ち上がりを見せ、27-16と11点リードで終了。
 
 第2ピリオド、出だし、タイペイは#7HUANGがリバウンドシュートを決めると、日本#15角野がブレイクでレイアップシュートで応戦する。またすぐにタイペイ#6CHIUがお返しの3Pシュートを沈めると、日本#9寺園がドライブインから得意のスクープシュートを決め、どちらも譲らない展開。31-21と日本がリードを保ち試合が進むが、ここでタイペイは#13HUANGが3連続リバウンドシュートを押し込み、31-27、4点差に詰め寄る。さらに残り4分50秒、タイペイ#14FANがリバウンドショットを沈め、31-29の2点差に。たまらず日本はタイムアウト。ここで日本は、リバウンドとオフェンスのポイントを確認して、ゲームは再開。すると#8大崎のドライブインを#5森がリバウンドからねじ込むが、タイペイも日本のゾーンに順応し、合わせのプレイから#13HUANG、ハイローのプレイから#14FANがそれぞれゴールし、33-33の同点に追いつかれる。ここで日本は、マンツーマンディフェンスに変え、プレッシャーをかけにいく。残り2分10秒には、タイペイ#6CHIUに3Pシュートを許し、初めて逆転される。残り1分22秒、日本は#9寺園がファウルをもらってフリースローを2本沈めて1点差に追いつくが、タイペイに苦しいシュートから#12LEEにこぼれ玉を押し込まれて35-38。しかし残り36秒、日本は#11成田が3Pシュートを決めて同点にすると、プレッシャーディフェンスで相手を苦しめる。再び#14FANにこぼれ球を許すが、最後#11成田が3Pシュートで逆転に成功し、41-40と僅かに1点リードして折り返す。
 
 第3ピリオド、立ち上がり、日本#9寺園が3Pシュートを決めると、#11成田、#5森のバスケットカウント、そして#11成田がドライブインからシュートを決める。対するタイペイは#12LEE、#14FANらが応戦する。少しずつ差を広げ、開始3分15秒には、51-45、日本が6点リードする。しかし、日本#14馬場が3つ目のファウルをして、ベンチに下がるとオフェンスのリズムが悪くなり得点が止まる。ここでタイペイが粘り、#14FANのローポスプレイ、#13HUANGの合わせ、ブレイクから#5WUが合わせて、残り4分59秒には、51-51と再び同点となる。日本はディフェンスを2-1-2に変える。この後、日本は#11成田が3Pシュート、#9寺園のドライブインから#5森が合わせて得点。タイペイは、#7HUANGがフリースローを2本決める。56-53、日本が3点リードして終了。
 
 第4ピリオド、立ち上がり、日本#11成田がこの日4本目の3Pシュートを決めてスタートする。日本のディフェンスに対しタイペイは、外からのシュートが外れる。しかしリバウンドを頑張り、#9LIがこぼれ玉を決めてついていく。開始2分40秒、日本#5森がローポストプレイで得点して63-59となると、ここから互いに得点が止まる。残り5分17秒、タイペイ#6CHIZが3Pシュートを決め、63-62と日本のリードは1点に。さらに残り3分35秒、タイペイ#15CHINのゴール下のプレイでヘルプにいった日本#4渡邊がファウルを取られフリースローに。1本決められ、63-63と同点になる。日本はシュートにいくがこれが決まらない。さらに残り2分46秒、タイペイ#15CHINがシュートを決めて63-65とタイペイが逆転する。日本は、タイムアウト。残り1分35秒、日本#11成田のドライブインから#4渡邊が合わせてファウルをもらいフリースロー。これを確実に2本決め、65-65と同点となる。タイペイはタイムアウト。タイムアウト後、タイペイは#15CHINの合わせのプレイで得点し、65-67で逆転される。日本は#4渡邊の合わせで取り返しにいくが決まらず、ファウルもならず、残り44秒に日本はタイムアウトを要求。再開後、日本はディフェンスを頑張って相手のターンオーバーを誘い、残り22.9秒、ブレイクから絶好調の#11成田が3Pシュートを決めて68-67と日本が逆転に成功。タイペイはタイムアウト。絶対に取られてはいけないディフェンスで、日本#9寺園がタイペイ#6CHIUからチャージングを取る。残り7.9秒、日本タイムアウト。ここからタイペイは、ファウルゲームへ。残り2.8秒、日本#5森がフリースローをもらい、1投目を落とすと、2投目はわざと外す。それをリバウンドに入った#14馬場が相手と競ってボールをチップして、競り合ったボールをキャッチしてタイムアップ。68-67、日本が1点差で勝利し、ベスト4進出を果たした。
 
 次戦、日本は8月25日(土)18:00(現地時間)より、中国と対戦する。