ロゴ 第22回FIBA ASIA U-18男子バスケットボール選手権大会

試合日程・結果GAME

【男子 2次ラウンド・グループE】日本(B3位) vs レバノン(A2位)

試合データ
開催場所Buyant-Ukhaa Arena(モンゴル・ウランバートル) コミッショナーIgmidio Reyes
試合区分男子 2次ラウンド・グループE 主審Hwee Liak WONG
開催期日2012(H24)年08月22日(水) 副審Yunes Mohamed Yusuf JANAHI
開始時間/終了時間18:00/19:30
ゲームレポート
日本(B3位) 94 22 1st 18 82 レバノン(A2位)
28 2nd 18
21 3rd 20
23 4th 26
第22回FIBA ASIA U-18男子バスケットボール選手権大会は、大会6日目。ここまで連戦できている日本は、2次リーグ第3戦をレバノンと対戦。勝たなければ2次リーグ突破がなくなる大一番のゲーム。日本は#11成田のジャンプシュートで先制すると、ディフェンスではレバノンのエース#5WEALに対し、ボックス&ワンで戦略を打つ。その効果もあり、日本がリードする形で試合は進む。前半を終了して50-36の14点差を付ける。しかし後半、日本のシュートの決定率が欠けると、レバノンは#11JIMMY、#9ELIEを中心に応戦。レバノンのエース#5WEALが日本のディフェンスにフラストレーションが溜まり、一発退場になるなど激しい攻防となる。しかし日本は、選手・スタッフが一丸となり、粘って我慢して戦い抜き、準々決勝進出にゴールアベレージを意識した日本は、得点を取り続ける。最後、#15角野が放ったシュートがブザービーターとなり、94-82でタイムアップ。最後の2点が効力を発揮して、ゴールアベレージ、僅差で日本が中国、韓国に次いでグループE3位で決勝トーナメントへ進出を決めた。
 
 日本のスタートは、#4渡邊、#5森、#8大崎、#9寺園、#11成田。3ガードでの布陣に、佐藤ヘッドコーチは、思い切って気持ちよくプレイすることを促して送り出す。
 
 第1ピリオド、日本ボールでスタート。開始早々、日本#11成田が1on1からジャンプシュートを決めて先制。日本は、レバノンのエースである#5WEALに対し、#11成田がフェイスしてボックス&ワンでディフェンスをスタートする。レバノンは#5WEALが完全にマークされるも、#10JEANがペイント内で得点する。開始5分は、互いに得点を取り合い、12-12と互角の戦いとなる。その後、日本は#4渡邊の連続ゴール、#14馬場がよく走ってブレイクからの得点を挙げ、22-18、日本4点リードで終了。
 
 第2ピリオドに入り、レバノンは#7ALI、#15JHONNYの連続ゴールで追いつくが、日本はよく動いてレバノンのファウルを誘い、フリースローで得点を重ねる。同時にディフェンスでもプレッシャーをかけ、相手からターンオーバーを誘発させる。そこから#14馬場、#4渡邊、#9寺園が得点し、残り5分54秒に34-24と、日本が10点リードしたところでレバノンはタイムアウト。レバノンは#5ARAKJIをベンチに休ませたと同時に、日本は3-2のゾーンに切り替える。それがうまく機能してさらにリードを広げる。終盤、#11成田が連続得点をして、50-36と日本14点リードで折り返す。
 
 第3ピリオド、立ち上がり、日本は「前半のリードはリセットしてゼロからスタート」とゲームに入るが、シュートが決まらない。しかし、ディフェンスを頑張り、レバノンにも得点を許さない。開始3分21秒、#11成田が3Pシュートを決めてようやく日本の得点が動くと、続けてもう一度#11成田が3Pシュートを沈め、後押しする。このときに試合開始からフェイスされていたレバノン#5WEALのストレスがたまり、#11成田の腹にパンチをいれ、退場となる。中心プレイヤーを失ったレバノンであるが、#11JIMMY、#9ELIEが中心となって得点を重ねる。日本は#4渡邊が連続得点をして、得点差を縮ませない。残り58秒、レバノン#9ELIEが3Pシュートを決めて、66-56とじわじわ追い上げる。しかし残り22秒、#11成田が3Pシュートを沈め、さらに#13杉浦がハイポストからジャンプシュートを決める。71-56、日本15点リードで最終ピリオドへ。
 
 第4ピリオドに入ると、これまでもレバノンよりだった笛がさらにレバノンよりになる。その影響をかなり受ける中、ベンチからは「我慢して得点を取り続けるしかない。ディフェンスは手を使うな」という指示が出る。#11成田、#9寺園、#4渡邊が要所で得点し、ゲームは進む。残り2分45秒、88-73と差を広げたところでレバノンタイムアウト。日本は、シリア、レバノンとの3チーム間のゴールアベレージを意識して、得点を取り続けることを選択。92-82と日本が10点リードして最後の攻撃。日本は#15角野が放ったシュートがブザービーターとなり、94-82で終了。最後の2点が効力を発揮して、ゴールアベレージ、僅差で日本が中国、韓国に次いでグループE3位で決勝トーナメントへ進出を決めた。
 
 次戦、日本はベスト4を賭けて、8月24日(金)14:00(現地時間)より、グループF2位のチャイニーズ・タイペイと対戦する。