ゲームレポート
日本(B3位) |
100 |
29 |
1st |
17 |
71 |
インド(A3位) |
27 |
2nd |
18 |
24 |
3rd |
14 |
20 |
4th |
22 |
第22回FIBA ASIA U-18男子バスケットボール選手権大会は、大会5日目。日本は、2次ラウンド第2戦をインドと対戦。負けると2次リーグでの敗退が濃厚となるため、負けられない一戦。序盤は一進一退の攻防を繰り返すが、第1ピリオド終盤に、日本#9寺園の3Pシュートや#4渡邊、#14馬場の得点で流れをつかむと、その後は日本ペースで試合が進んでいく。前半を終了して56-35とリードした日本は、後半もその勢いを止めることなく、全員が走って得点を取りに行く。最終的に100-71と、日本が粘り強く我慢して戦い抜き、決勝トーナメント進出への望みをつなげた。
日本のスタートは、#4渡邊、#5森、#9寺園、#11成田、#14馬場。
第1ピリオド、日本はマンツーマンディフェンスでスタートする。立ち上がり、硬さのある日本に対し、インドは204cmの#15BRARが高さを生かしたゴール下で先制点を挙げる。さらに#8SHINGHが外から仕掛けてファウルをもらい、フリースローを決め0-4とリードを許す。しかし日本は#4渡邊の3Pシュート、ペリメータージャンプシュートを決めて、徐々に動きを取り戻す。インド#13K RAKRSHがリバウンドをチップインで押し込むが、そこから日本は#11成田が3Pシュート、#4渡邊がブレイクからダンク、さらに#11成田が連続シュートを決め、14-6と逆転に成功。その後もインドは#15BRARがペイント内で得点し、残り2分29秒で20-15と食らいついてくる。だが日本も#9寺園が3Pシュートを含む2本、#4渡邊、#14馬場が得点をして、29-17と日本リードで終了。
第2ピリオド、第1ピリオドをいいリズムで終了した日本は、勢いが止まらない。開始早々、#14馬場がジャンプシュートを決めると、#8大崎が3Pシュートを沈める。さらに、#14馬場がリバウンドシュート、#9寺園が果敢にゴールへドライブインするなど、開始5分過ぎには46-24と大量リード。残り2分、インドは#15BRARがペイント内で粘りを見せ、8連続得点を許す。56-35、日本リードのまま前半終了。
ハーフタイム、佐藤ヘッドコーチは「得点を取り続けること、そのために走らなければダメだ」と言い、そしてプレイを丁寧にやることを要求した。
第3ピリオド、日本のディフェンスのプレッシャーに対し、インドはターンオーバーを連続する。そこから日本は#8大崎が本日4本目の3Pシュートを決めると、#11成田も果敢にゴールへ向かって得点をする。さらに、前半から好調を見せている#8大崎が連続で3Pシュートを決めて、残り5分には71-40と31点差をつける。インドは#13K RAKESHのゴール下、#15BRARの連続ゴールで応戦する。だが、ハーフタイムで佐藤ヘッドコーチから要求されたことをきちんと果たした日本が、80-49とリードして終了。
第4ピリオド、インドは日本のスピードについていけず、苦しい展開。その間に、日本は#4渡邊、#11成田、#14⑭馬場が連続ゴールをしてさらに差を広げる。その後は互いに点を取って、取られてを繰り返す。終盤には、途中出場の#13杉浦が3Pシュートとジャンプシュートを連続して決める。最後は、1年生#15角野が1on1からシュートを決め、試合終了。100-71、日本が快勝し、準々決勝進出へと望みをつなげた。
次戦、8月22日(水)18:00(現地時間)より、日本は決勝トーナメント進出をかけて、レバノンと対戦する。