ロゴ 第22回FIBA ASIA U-18男子バスケットボール選手権大会

試合日程・結果GAME

【男子 予選ラウンド・グループB】シリア vs 日本

試合データ
開催場所Central Sport Hall(モンゴル・ウランバートル) コミッショナーKea Ka THONG
試合区分男子 予選ラウンド・グループB 主審Herman MR
開催期日2012(H24)年08月19日(日) 副審Ricor BUARON, Chun Yip YUEN
開始時間/終了時間10:00/11:30
ゲームレポート
シリア 73 15 1st 15 71 日本
19 2nd 19
20 3rd 24
19 4th 13
第22回FIBA ASIA U-18男子バスケットボール選手権大会は、大会3日目。日本は、予選ラウンド第3戦をシリアと対戦。立ち上がりから一進一退の激しい攻防を見せ、何度もリードチェンジを繰り返し、34-34の同点で前半を終了。後半に入っても変わらず、シーソーゲームが続くが、第3ピリオド終盤、テンポよい攻めで流れをつかんだ日本は、#11成田の3Pシュートや#5森のブレイクからのレイアップシュートでリードを奪う。しかし最終ピリオド残り1分を切り、シリア#4HASHEMにリバウンドショットを沈められ逆転を許す。日本は再び追いつくが、シリア#12SHNNOに勝負を決めるチップインを許し、タイムアップ。最初から最後まで大接戦のゲームは、71-73、シリアの勝利で終わった。
 
 日本のスタートは、昨日と同じ日本のスタートは、#4渡邊、#5森、#9寺園、#11成田、#14馬場。
 
 第1ピリオド、日本は3-2ゾーンディフェンスで入ると、シリアの高い位置でのピック&ロールをつぶしてターンオーバーを誘う。しかしシリアの外角シュートに対するリバウンドを#11ATLI、#15SHAHINにとられ、押し込まれる。日本は#4渡邊が高い位置からゴール下に飛び込み、ループパスを得点。さらに#9寺園がドライブインからスクープシュートを決め、追い上げる。その後も互いに一進一退の攻防が続き、15-15の同点で終了。
 
 第2ピリオド、シリア#12SHNNOがリバウンドからバスケットカウントを決めると、日本も#7赤土がリバウンドからバスケットカウントで返し、互いに譲らない。その後、シリア#13BAGHAJITIが3Pシュートを決めると、すかさず日本#8大崎も3Pシュートを決め、33-32と激しい展開が続く。残り3分、日本はタイムアウトで「不安を持つのではなく、勇気を持ってプレイを」と激励して選手を送り込むと、ディフェンスを頑張り、シリアの連続攻撃を止める。残り40秒、シリア#5TRABがリバウンドシュートを押し込み、33-34と逆転されるが、残り0秒で#4渡邊がリバウンドでファウルをもらい、フリースロー。1本沈めて34-34、同点で折り返す。
 
 第3ピリオド、出だしからシーソーゲームは続く。2分過ぎ、41-40からシリア#8OBAYSIがドライブイン、そして連続3Pシュートを決める。するとターンオーバーを犯す日本から、シリア#4HASHEMがバスケットカウントを沈め、残り5分で43-51とリードされる。たまらず日本はタイムアウトを要求。その後、流れを戻したい日本は、#14馬場が放ったペリメータージャンプシュートのリバウンドを#5森がもぎ取り、セカンドチャンスを得ると、#9寺園が3Pシュートを沈め、46-51と追い上げる。さらには日本#4渡邊がペイントでターンシュート、#5森がドライブからフリースローを2本、#11成田がドリブルからジャンプシュートとテンポよく決め、残り2分1秒には52-51と逆転に成功。すかさずシリアはタイムアウト。しかし日本の勢いは止まらず、#11成田が3Pシュート、#5森がブレイクからレイアップシュートを決める。さらには、#4渡邊がリバウンドでファウルをもらい、フリースローを1本決める。しかし最後、シリア#4HASHEが再びバスケットカウントで踏ん張り、58-54と日本が4点リードで、勝負の最終ピリオドへ。
 
 第4ピリオド、立ち上がり、日本の勢いは止まらず、#4渡邊が積極的にペイント内でファウルを得てフリースローを沈めると、続けて交代した#8大崎が3Pシュートを決め、64-54とこの試合の最大得点差になる。しかし、シリアも#8OBAYSIがジャンプシュートとバスケットカウントで意地を見せ、64-59と点差を詰める。その後、日本#5森が1on1からバスケットカウントを決めれば、シリアは#8OBAYの3Pシュートで応戦し、一進一退の攻防が続く。残り2分を切り、緊迫した展開が続くなか、シリア#12SHNNOのリバウントショットで69-66、日本はタイムアウトを要求。しかしその後、日本はシュートを放つも入らず、シリア#4HASHEMが連続ゴールを許して、残り45秒、69-70で逆転される。しかし日本も、残り31秒で日本#9寺園がファウルをもらい、フリースローを2本沈め、再び71-70でリードを奪う。すかさずシリアはタイムアウト。日本は、粘ってディフェンスをやって苦しいシュートを打たせるが、シリア#12SHNNOに再びチップインされる。最後、日本はタイムアウトを取り、#11成田がシュートを打つが決まらず、ファウルゲームへ。残り3秒、日本#14馬場がドリブルで切れ込み、レイアップに持ち込み望みをかけるが、リングを弾きタイムアップ。71-73、大接戦の末、シリアに71-73で逆転負けを喫した。
 
 この結果により、日本は予選ラウンド(グループB)を3位で2次ラウンド進出が決定。
 次戦は、8月20日(月)16:00(現地時間)より、グループA1位の中国と2次ラウンド(グループE)初戦を対戦する。