ゲームレポート
日本 |
84 |
24 |
1st |
15 |
55 |
チャイニーズ・タイペイ |
19 |
2nd |
14 |
18 |
3rd |
16 |
23 |
4th |
10 |
第2回FIBA ASIA U-16女子バスケットボール選手権大会は、大会第6日目。前回大会で準優勝の日本は、予選ラウンドにて107-77で快勝した相手、チャイニーズ・タイペイ(予選4位)と準決勝を対戦。立ち上がりこそ、チャイニーズタイペイに主導権を握られるも、日本は#6馬瓜のポストプレイや#8山田のジャンプシュートで流れを掴み、逆転に成功する。その後、チャイニーズタイペイは#11のポストプレイを中心に食らいついてくるが、日本がリードを保ち、43-29と14点差をつけ前半を折り返す。後半に入っても、日本は攻守ともに手を緩めず、徐々に点差が開いていく。84-55、日本が29点差をつけて快勝し、2大会連続で決勝戦進出を決めた。また、この結果により、本大会上位2チームに与えられる「第2回FIBA U-17女子バスケットボール世界選手権大会」への切符を獲得した。
第1ピリオド、立ち上がり、日本は#8山田のシュートで先制するも、すぐさまチャイニーズ・タイペイの#11に決め返され、さらに#5や#12に連続得点を許す。その後も日本はかたさからミスが目立ち、開始5分で6-10と相手にリードをされる。しかし残り4分を切り、#6馬瓜のポストプレイやリバウンド、#8山田のジャンプシュートでリズムに乗り、24-15と日本が9点リードで終了。
第2ピリオド、日本は#4中村を下げて#5畠中を投入し、ガード陣も交代すると、#7永井と#8山田を中心にプレッシャーディフェンスから徐々にリズムを掴み、相手を突き放しにかかる。しかしチャイニーズ・タイペイも#11のポストプレイで追いかけ、簡単には点差が広がらない。しかし、日本は#5畠中のポストプレイや3Pシュートでゲームの流れを相手に渡さず、43-29と日本がリードを保ち前半終了。
第3ピリオド、追い上げたいチャイニーズ・タイペイは#8と#11のポストプレイから得点を奪い、粘りを見せる。一方の日本は立ち上がりこそ苦しくなるが、#10宮崎のスピード溢れるドライブから相手のリズムを崩し、さらに#4中村、#5畠中のジャンプシュートでリードを保つ。61-45、日本が16点リードで最終ピリオドへ。
第4ピリオド、疲れが見え始めたチャイニーズ・タイペイに対し、日本はプレッシャーディフェンスでさらに畳み掛け、相手のミスを誘う。さらに日本は、相手のミスから次々とシュートを沈め、残り5分半には74-47の27点差をつける。残り5分を切ると、日本はベンチメンバーを送り出すが、攻撃の手を緩めない。84-55、日本は#8山田が22点、#6馬瓜が20点を挙げる活躍で快勝し、2大会連続で決勝進出を決めた。
次戦、日本の決勝戦は、大会最終日、12月11日(日)17:00(日本時間18:00)より韓国と対戦する。