ゲームレポート
日本 |
96 |
23 |
1st |
27 |
76 |
チャイニーズ・タイペイ |
16 |
2nd |
12 |
25 |
3rd |
20 |
32 |
4th |
17 |
第3回FIBA ASIA U-16男子バスケットボール選手権大会は第6日目。既に決勝トーナメント(ベスト8)進出を決めた日本は、ここまで負けなしのチャイニーズ・タイペイと2次ラウンド第3戦を対戦。序盤こそ、チャイニーズ・タイペイのスピード溢れる攻撃に失点を許すも、#5林の鋭いドライブからの3連続ゴールで流れを引き寄せ、一進一退の攻防となる。39-39の同点で迎えた後半、日本は#10牧、#14八村、#15平岩を中心に得点を重ね、徐々にリードを広げていく。最終的に、96-76と20点差をつけて勝利し、2次ラウンドを通算4勝1敗で終えた。
第1ピリオド、日本のスタートは#5林、#7武藤、#10牧、#14八村、#15平岩。立ち上がり、両チームともにマンツーマンディフェンスで入ると、日本は激しいディフェンスからオフェンスに繋げ、得点を重ねていく。しかし対するチャイニーズ・タイペイも、スピードある攻撃で主導権を握りながら試合を展開する。23-27、日本4点ビハインドで終了。
第2ピリオド、追いかける形となった日本は、ルーズボールやリバウンドを支配し始めると、そこから日本#5林が鋭いドライブで相手のディフェンスを破り、3連続ゴールで流れを掴む。だがチャイニーズ・タイペイも簡単には引かず、#12HUANGのドライブからのシュートで応戦し、一進一退の攻防となる。その後も、日本は#14八村、#15平岩のゴール下の力強いプレイで得点を重ねるなど、熱戦が繰り広げられる。39-39、日本が追いつき、同点で終了。
第3ピリオド、チャイニーズ・タイペイは流れを変えようと、2-3のゾーンディフェンスでゲームをスタート。しかし日本は、#10牧にボールを集め、内外角シュートで得点する。すると#14八村、#15平岩のゴール下で加点し、徐々に日本へと流れが傾く。一方、チャイニーズ・タイペイは、日本の激しいディフェンスに苦しみながらも、難しいシュートを決め、食らいつく。64-59、日本がリードを奪い、最終ピリオドへ。
第4ピリオド、チャイニーズ・タイペイは、オールコートのゾーンプレスディフェンスを仕掛け、反撃開始。だが日本は#5林のアグレッシブな攻撃から速攻に繋げ、得点を重ねる。その後、勢いに乗った日本は、ディフェンスで脚をよく動かし、相手のミスを誘い、一気に試合の流れを引き寄せる。優位になった日本は、安定した試合運びを続け、96-76で逆転勝利した。
次戦、10月2日(水) 13:00(日本時間18:30)より、日本は準々決勝を韓国(グループE3位)と対戦する。