ゲームレポート
フィリピン |
94 |
23 |
1st |
16 |
76 |
日本 |
19 |
2nd |
18 |
36 |
3rd |
19 |
16 |
4th |
23 |
第3回FIBA ASIA U-16男子バスケットボール選手権大会は第5日目。既に決勝トーナメント(ベスト8)進出を決めた日本は、2次ラウンド第2戦をフィリピンと対戦。立ち上がり、日本は得点源である#10牧、#14八村がフェイスガードされ、変則的なディフェンスに苦しい時間帯が続く。一方のフィリピンは、#5NIETOを起点に流れを掴むと、内外バランスよく得点を重ねていく。34-42と8点差を追う日本はディフェンスに変化を加え、逆転をチャンスを狙うものの、フィリピンは落ち着いて対応し、さらに点差が広がっていく。最後まで粘りを見せた日本だったが、本来の流れを掴むことは出来ず、76-94で今大会初黒星を喫した。
第1ピリオド、日本は#5林、#7武藤、#10牧、#14八村、#15平岩でスタート。立ち上がり、日本はマンツーマンディフェンス、フィリピンはトライアングル・ツーディフェンスでゲームが始まる。日本は#10牧、#14八村が相手のフェイスガードされ、変則的なディフェンスの攻略に苦しむと、なかなか得点が伸びない。その後もポイントゲッターの2選手の得点は伸びないが、#5林の3Pシュートや、#4前田、#9納見のミドルシュートで得点を重ねる。対するフィリピンは、#7NIETOや#14ESCOTOの力強いゴール下のプレイで勢いに乗り、得点を重ねる。16-23、日本7点ビハインドで終了。
第2ピリオド、日本は激しいディフェンスを続けたが、フィリピンの#5NIETOの好リードでゲームを上手くコントロールされる。すると、#5NIETO、#11DESIDERIOのシュートが当たり始め、連続ゴールを許す。対する日本は、リズムを掴めないままオフェンスが展開するが、#6平良、#9納見のミドルシュートで応戦する。34-42、日本は8点差を追いかけ、後半へ。
第3ピリオド、追い上げたい日本は1-2-1-1のゾーンプレスから2-3のゾーンディフェンスで、悪い流れを変えようとする。しかしフィリピンはガード陣が落ち着いたリードで日本のディフェンスを交わし、着実に得点を重ねていく。日本は苦しい時間帯が続き、53-78と大きくリードを広げられ、第3ピリオド終了。
第4ピリオド、巻き返しを図りたい日本は、オールコートのプレスディフェンスを続け、勝機を見い出そうとする。だが、フィリピンは慌てることもなくボールを繋ぎ、安定した試合運びでリードを保つ。最後まで日本も粘りを見せるが、最後は76-94の18点差で敗れ、今大会初黒星となった。
次戦、9月30日(月) 15:00(日本時間20:30)より、日本は2次ラウンド第3戦をチャイニーズ・タイペイと対戦する。