ゲームレポート
ヨルダン ( 5位/通算4勝3敗 ) |
79 |
23 |
1st |
21 |
72 |
日本 ( 6位/通算3勝4敗 ) |
12 |
2nd |
19 |
20 |
3rd |
13 |
24 |
4th |
19 |
第5回FIBA ASIAカップは大会最終日(第9日目)。ヨルダンとの5位決定戦。試合は立ち上がり、日本はこれまで課題となっていた積極性を見せ、リードを奪ってゲームはスタート。一方、ヨルダンは3Pシュートで対抗しながら点差を詰める。しかし日本も#7岡田の連続3Pシュートで引き離し、前半を終えて40-35と5点リード。後半に入ると3Pシュートなどで同点に追いつかれると、果敢に1on1を仕掛けられ逆転を許す。追う形となった日本は、第4ピリオドになるとリバウンドを獲られてさらに劣勢となる。ファウルゲームで追い上げを目指したが、1本が決まらず、72-79で日本は敗れ、今大会を6位で終えた。この結果により、FIBA ASIA選手権への東アジアサブゾーンからの出場枠を自ら増やすことは達成できなかった。
第1ピリオド、ヨルダンに3Pシュートで先制されるが、リバウンドを粘り、積極性を見せる日本は次々と得点を挙げ、開始4分30秒で13-7とする。ヨルダンはタイムアウト後、3Pシュートで対抗するが、日本もしっかり得点を重ねリードを保つ。しかし終盤、日本のシュートが外れる中、ヨルダンに連続得点から逆転される。最後は日本#10竹内(公)が得点し、21-23と2点ビハインドで終了する。
第2ピリオド、#7岡田の連続3Pシュートで引き離す日本だったが、ミスから失点を許し、29-27と追い上げられる。たまらず日本はタイムアウトを要求すると、交代で入った#14張本が果敢にゴールを狙い、ファウルをもらいながら得点を挙げる。ヨルダンも譲らず一進一退のまま、40-35と日本が5点リードして前半終了。
第3ピリオド、ヨルダンの3Pシュート攻勢に苦しみ、開始2分30秒で44-44同点に追いつかれる。1on1からさらに攻め込まれ、47-53と6点リードされたところで日本はタイムアウトを取る。パスがまわり、ノーマークを作って得点を返していく日本。同点に追いつける最後の攻撃は成功せず、53-55の2点ビハインドで第3ピリオド終了。
第4ピリオド、リバウンドが獲れない日本は、1on1やセカンドショットで失点。さらにチームファウルでフリースローを与えるがこれは確率が悪く、61-70と一桁点差で追い上げる日本。#13田中が激しいディフェンスで8秒バイオレーションを奪い、#12比江島がフリースローをもらって逆転を目指す。しかし、ヨルダン#11AL-SOUSに3Pシュートを決められ、66-74。残り時間は2分を切り、日本はファウルゲームに持ち込む。相手がフリースローを外してくれたが、日本の得点が決まらない。#8小野の3Pシュートが最後に決まったものの残り時間なく、72-79の7点差で敗れた。
この結果により、日本は6位で全日程を終了し、東アジアサブゾーンからの出場枠を自ら増やす目標達成ならず。今年の大一番となる「第17回アジア競技大会(韓国・仁川)へ向けて、8月9日(土)より開催される「第36回男子ウィリアム・ジョーンズカップ(非公式大会)」に参加し、更なる強化を進めていく。
ハヤブサジャパン 男子日本代表チームは、7月20日(日)に日本へ帰国する。