ゲームレポート
日本 |
73 |
16 |
1st |
25 |
64 |
インド |
13 |
2nd |
16 |
21 |
3rd |
13 |
23 |
4th |
10 |
第27回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会(兼 2014FIBAバスケットボールワールドカップ アジア地区予選)は第9日目。9-12位順位決定戦の相手は、2m台の選手を4名擁するインド。序盤、インドの持ち味である高さとパワーを生かしたインサイドでの攻撃で得点を許し、主導権を奪われる。一方の日本はシュートを決めきれず、単発なプレイが続き、苦しい展開。29-41と12点ビハインドで前半終了。後半に入り、日本はディフェンスで粘りを見せると、リバウンドから速攻を繰り出し、#5田中のバスケットカウントらで反撃開始。しかしインドも徹底されたパワープレイで対抗し、なかなか同点に出来ない。最終ピリオド残り5分を切り、日本は早い展開から連続得点を挙げ、ついに相手を捕らえると、#12桜木のシュートでついに逆転。さらに#13辻の3Pシュート、速攻からのレイアップシュートで波に乗り、一気に日本のペースへ。最後はインドにファウルゲームを仕掛けられるも、日本は確実にフリースローを沈め、タイムアップ。73-64、日本は最大17点差をひっくり返し、白星を挙げた。
第1ピリオド、日本はノーマークを作り、シュートを放つものの決められず、苦しいスタートとなる。一方のインドは高さとパワーを兼ね備えるインサイド陣にボールを集め、日本のファウルを得て、フリースローで加点していく。その後、日本は#7太田がインサイドで奮起し、得点を挙げると、#10竹内が体を張ったプレイで相手のファウルを得て、フリースローで応戦する。しかし残り4分を切り、インド#11JOGINDERに3Pシュートをねじ込まれると、続けて#13AMJYOTにバスケットカウントで連続得点を許す。日本は持ち味を出せぬまま、我慢の時間帯が続き、16-25とインドにリードを奪われ終了。
第2ピリオド、インドの得点源#10AMRITPALにインサイドで攻め込まれると、日本のディフェンスがインサイドに寄ったのに対し、今度は#6PRATHAM、#14YADWINDERが3Pシュートを沈め、点差を広げられる。その間、日本は脚が止まってしまい、攻めではシュートも入らず。その後も単発なプレイが続く。だが残り3分半を切り、途中出場の#4松井が3Pシュートを皮切りに、#12桜木がバスケットカウント、そして最後には#13辻のレイアップシュートで何とか食らいつく。29-41、日本12点ビハインドで前半終了。
第3ピリオド、高さとパワーを生かしたプレイで得点するインドに対し、日本はトランジションの早いバスケットで対抗。すると、#5田中が速攻でバスケットカウントを沈め、次第に流れは日本へと傾く。その後も粘り強いディフェンスから#5田中の連続得点、#12桜木のバスケットカウントなどで得点を量産。残り3分11秒、#10竹内がジャンプシュートを沈め、46-48と2点差に追いつき、インドは2回目のタイムアウト。ここで畳み掛けたい日本はボールマンプレッシャーを強め、相手のミスを誘うも、インドも#15PETHANIのリバウンドショットなど、リードを譲らない。50-54、日本は4点差を追いかけ最終ピリオドへ。
第4ピリオド、出だし、日本は#15ヒンクリーのバスケットカウントで1点差に追いつく。しかしインドも、高さのある#15PETHANIが日本のディフェンスの上からミドルショットを沈めるなど粘りを見せ、我慢の時間帯が続く。残り4分54秒、55-59と4点差を追いかける日本はタイムアウト。すると再開後、#11桜井、#10竹内の連続得点で同点に追いつき、さらに#12桜木のペイントでのシュートで、61-59と逆転に成功。さらに#13辻の3Pシュート、速攻での追加点で完全にペースを掴み、66-59と7点差に広げる。残り1分を切り、インドはファウルゲームを仕掛けてくるものの、日本は#13辻が冷静にフリースローを沈め、勝負あり。最後は#8渡邊が1on1からシュートをねじ込み、73-64、日本は逆転勝利を収めた。
次戦、8月10日(土)12:45(現地時間)より、日本は9位決定戦をホンコン・チャイナと対戦する。