ゲームレポート
ヨルダン |
65 |
15 |
1st |
13 |
56 |
日本 |
15 |
2nd |
11 |
15 |
3rd |
11 |
20 |
4th |
21 |
第27回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会(兼 2014FIBAバスケットボールワールドカップ アジア地区予選)は第7日目。決勝トーナメント進出を賭けた大事な1戦、ヨルダンと対戦。日本は#10竹内、#12桜木のホットラインを生かしたインサイドの攻撃で相手のファウルを誘い、フリースローで加点していく。しかし第1ピリオド終了間際、ヨルダン#11AL-SOUSに3Pシュートをブザービーターで決められて逆転を許すと、その後はヨルダンペースで試合が進む。前半を終了し、6点差を追いかける日本だったが、相手の得点源#8BAXTERに3Pシュート、またオフェンスリバウンドから#13HUSSEINに押し込まれ、第3ピリオド残り5分、25-43とこの試合最大の18点差に。その後、日本は#13辻の高確率な3Pシュートで流れを引き寄せるが、ここ1本の場面でミスを犯し、波に乗り切れない。最後まで逆転を狙い、執拗なディフェンスを続ける日本だったが、あと1本が出ず。最後はファウルゲームから相手にフリースローで得点され、試合終了。56-65、日本は勝ち切れず、同時に今大会上位3チームに与えられるFIBAワールドカップの出場権を逃した。
第1ピリオド、立ち上がり、ヨルダン#8BAXTERのドライブから合わせのプレイで#5AL DWAIRIにダンクシュートを決められ、先制点を許す。しかし日本は#10竹内、#12桜木のインサイド陣が奮闘し、相手のファウルを得て、フリースローで加点。開始5分を過ぎ、7-6の逆転に成功する。その後、ディフェンスで粘りを見せると、そこからアーリーオフェンスで#11桜井、#9栗原のラインで得点を挙げる。しかし終了間際、ヨルダン#11AL-SOUSに3Pシュートを決められ、13-15と逆転を許して終了。
第2ピリオド、日本はディフェンスを頑張り、ヨルダンに苦しいシュートを打たせるものの、オフェンスリバウンドから#13HUSSEINにゴール下、さらに#7ALHAMARSHEHに3Pシュートを押し込まれ、なかなか追いつくことが出来ない。その後も、ヨルダンはエース#8BAXTERを起点に、要所で得点を重ね、22-30の8点差にリードを広げる。日本はメンバーを入れ替え、流れを掴みたいところだが、リングに嫌われる。24-30、日本6点ビハインドで前半終了。
第3ピリオド、開始早々、ヨルダン#8BAXTERに3Pシュートを決められると、その後も続けて連続得点を許し、開始2分半で24-37とリードを広げられる。その後も単発な攻めが続く日本は、開始6分間でフリースローの1点のみ。また相手にリバウンドを支配され、セカンドチャンスをパワーでねじ込まれる。残り5分を切り、25-43とこの試合最大の18点差に。しかし残り3分半、日本は#13辻の連続3Pシュートで息を吹き返すと、果敢な攻めを見せる。最後、#15ヒンクリーがオフェンスリバウンドから押し込み、35-45の10点差に踏みとどまり、最終ピリオドへ。
第4ピリオド、追いかけたい日本は、ボールマンプレッシャーを強めて相手のミスを誘い、速攻で得点を重ねていく。しかしヨルダンに何度もリバウンドからシュートを放たれ、思うように点差が縮まらない。追い上げたい日本は、粘り強いディフェンスから#9栗原のアグレッシブな1on1の得点で流れをつくると、#13辻がジャンプシュートを沈めて続き、残り3分で7点差に。ここでヨルダンはタイムアウトを要求。すると再開後、#7ALHAMARSHEHに3Pシュートを決められ、再び二桁に戻される。残り1分、時間のない日本は#13辻が連続3Pシュートで粘りを見せ、ファウルゲームへ。最後はシューターの#4松井、#14金丸を送り込み、全力を尽くすも、相手にフリースローを決められ、無念のタイムアップ。日本は56-65で敗れ、決勝トーナメント(ベスト8)進出を逃した。
次戦、1日休息日を挟み、8月9日(金)12:45(現地時間)より、インドと9-12位順位決定戦を対戦する。