第27回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会
(兼 2014FIBAバスケットボールワールドカップ アジア地区予選)

試合日程・結果GAME

【男子 2次ラウンド 第2戦】チャイニーズ・タイペイ vs 日本

試合データ
開催場所フィリピン・マニラ Mall of Asia Arena コミッショナーXIN Ping
試合区分男子 2次ラウンド 第2戦 主審ANDRYUSHKIN Arsen
開催期日2013(H25)年08月06日(火) 副審PENG Ling, SAFARZADEH Amirhossein
開始時間/終了時間15:00/17:00
ゲームレポート
チャイニーズ・タイペイ 79 22 1st 25 76 日本
22 2nd 16
17 3rd 18
18 4th 17
第27回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会(兼 2014FIBAバスケットボールワールドカップ アジア地区予選)は第6日目。決勝ラウンド進出へ黄色信号がかかった日本は、2次ラウンド第2戦をチャイニーズ・タイペイと対戦。序盤、リードを奪ったのは日本。執拗なディフェンスで相手のミスを誘うと、そこから#14金丸、#10竹内、#12桜木と得点を重ね、開始2分で9-2とスタートダッシュを切る。しかしチャイニーズ・タイペイも、#13LU、#12LINの連続3Pシュートで立て直し、じわじわと追い上げを見せる。第2ピリオド開始2分半、チャイニーズ・タイペイ#4TSENGに3Pシュート、#8CHENにドライブで得点を決められ、28-29と初めて逆転を許す。41-44と3点ビハインドで前半終了。後半立ち上がり、再びディフェンスを粘り、逆転に成功した日本。しかしチャイニーズ・タイペイも粘りを見せ、リードチェンジを繰り返しながら、試合は進んでいく。第4ピリオド残り1分、73-74の1点差を追いかける日本は、果敢にシュートを放つもリングに弾かれる。最後、#13辻の3ショットで3点差とするも、そこまで。76-79とあと一歩及ばず、決勝ラウンド進出へ向けて、明日のヨルダン戦での勝利が絶対条件となった。
 
 第1ピリオド、日本は#14金丸の得点で先制点を挙げると、相手のターンオーバーから#10竹内、#12桜木のジャンプシュート、#14金丸の3Pシュートが決まり、開始2分で9-2とリードを奪う。しかしチャイニーズ・タイペイの#13LU、#12LINに3Pシュートを決められると、徐々に相手にリズムを掴まれる。その後は一進一退の攻防となるが、日本のファウルが混み合い、そこから相手にフリースローを与えて失点、残り2分22秒で18-18の同点に追いつかれる。だが日本は#14金丸の得点でリードを保つと、終了間際にはオフェンスリバウンドから#9栗原がシュートを沈め、25-22と3点リードで終了。
 
 第2ピリオド、日本は#11桜井の3Pシュートで良いスタートを切るも、チャイニーズ・タイペイ#4TSENGに3Pシュート、さらに#8CHENにドライブで切れ込まれ、開始2分18秒、28-29と逆転を許す。たまらず日本はタイムアウトを要求するが、再開直後、相手の#14TSAIにオフェンスリバウンドからバスケットカウントを決められ、苦しい展開。しかし#10竹内、#12桜木のインサイド、また#13辻の3Pシュートと応戦し、残り3分12秒、37-38の1点差に詰め寄る。するとその後、日本は執拗なディフェンスで相手のミスを誘い、そこから#9栗原の速攻、#10竹内の確実なフリースローで、残り1分12秒、41-40と逆転に成功。しかし残り1分を切り、日本はリバウンド争いでのファウルを犯し、得点を許す。41-44、日本3点ビハインドで前半終了。
 
 第3ピリオド、#14金丸の1on1からの得点で好スタートを切った日本は、デイフェンスが機能し、相手のミスから早い展開でゴールへと向かっていく。だが開始1分半、#9栗原が指を脱臼するアクシデント。しかしその状況で代わりに入った#5田中が奮起し、思い切りの良い3Pシュートを決めると、#11桜井のジャンプシュートで続き、チームを活気づける。その後はリードチェンジを繰り返しながら試合が進むが、残り3分、日本#5田中の3Pシュートで57-56と1点リード。しかし残り2分、日本のチームファウルが5つ目に達すると、相手にフリースローで得点を与えてしまう。59-61、2点を追いかけ最終ピリオドへ。
 
 第4ピリオド、追いあげたい日本は、#10竹内、#12桜木のインサイド陣が果敢にアタックし、得点を重ねる。しかしチャイニーズ・タイペイも簡単には引かず、#7TIENの1on1、#5DAVIS IIIのゴール下、さらに#4TSENGの3Pシュートでリードを譲らない。残り1分5秒、#11桜井のジャンプシュートで73-74の1点差に詰め寄った日本は、逆転を狙うものの、チャイニーズ・タイペイ#12LINにバスケットカウントを決められ、残り44.9秒、73-77と再び4点差に。時間のない日本はファウルゲームを仕掛け、アーリーオフェンスで果敢に外角シュートを狙うも、リングに弾かれる。残り10.8秒、#13辻が3ショットを確実に沈めて食らいつくも、そこまで。あと一歩が届かず、76-79の3点差で敗れた。
 
 次戦、8月7日(水) 10:30(現地時間)より、日本は2次ラウンド(グループE)第3戦をヨルダンと対戦する。